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2004.08.29

Fahrenheit 9/11 - 華氏911 観てきました。

どうしても観たかった、いや観ておきたかったマイケル・ムーア監督の新作。時間が作れたので観てきました。

思ったこと。とりあえずムーア氏のウェブサイトとか本とか「ボウリング・フォー・コロンバイン」などの前の映像作品などに触れて、彼のキャラクターに慣れておかないと消化不良を起こします、きっと(笑)。あとフツーの映画のように正義感溢れるカッコいいヒーローとか国際救助隊の類は一切出てこないので、後味スッキリというわけでもありません。むしろ非常に空しさを覚えました。たぶん、そこのところがこの作品に関する評価を真っ二つに分けているのではないかと思います。ムーア監督は「俺はこう思っているんだけど」というコンセプトでこの作品を世に送り出して、私たちに問題提起しているのです。だからこの作品のツボは、作品の中ではなく見終わった後にあるのだと思います。

この作品は事実の積み重ねで構成されています。他の映画と違ってつくり話は含まれておりません。映像に、音楽に、編集テクニックに巧妙な「対比」の構図を織り交ぜて、米国の決して笑えない現実を私たちに提示しています。知らないでいること、関心を持たないでいること、疑問を感じないでいることがいかに恐ろしいのか、それがよく分かりました。私たちは突きつけられた現実、仕組まれた世界規模の出来レースの中でこれからいったいどうすれば良いのでしょうか。それを考えるのがこれからの我々の課題ですね。


なお、以下のサイトになかなか鋭いことが書いてあるので、是非ご覧ください。

映画評論家 町山智浩氏の日記 より
町山が参加した『華氏911』に関する7月6日NYのマイケル・ムーア合同インタビュー

2004-07-15 『華氏911』は偏向しているか?

2004-08-14 「華氏911」は「チャップリンの独裁者」である

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