【北海道と熊本】電波誘導着陸システム「カテゴリー3b」が熊本と釧路で2006年4月から運用開始だそうです。
日本の空港の中で特に霧に悩まされて来た熊本空港、釧路空港では以前から飛行機の着陸時に他の空港よりレベルの高いカテゴリー3aという電波誘導着陸システムが使用されてきましたが、さらにグレードアップするそうです。
(熊本日日新聞HPから↓)
熊本空港 視界50メートルでも着陸 「カテゴリー3b」来年4月運用
国土交通省航空局は十三日、世界最高水準の着陸システム「カテゴリー3b」の運用を、来年四月十三日から熊本空港で始める方針を明らかにした。滑走路上の視界が従来の二百メートル以上から同五十メートル以上で着陸可能になり、悪天候による欠航がさらに減る見込み。北海道・釧路空港と並び国内初導入となる。熊本空港は一九九五年九月に、視界が二百メートル以上で着陸できる電波誘導着陸システム「カテゴリー3a」を導入した。運用開始後、航空機側の対応機器導入も徐々に進み、同空港では濃霧などの悪天候(台風を除く)による欠航が、導入前の年間平均百便以上から現在、二十~三十便程度に激減している。
航空局などによると、「3b」は現在運用されている着陸システムでは最高レベル。視界五十メートル以上あれば着陸でき、飛行機の車輪が滑走路に触れるまで電波で誘導する。霧が多い英国・ロンドンなど欧州の空港を中心に導入が進んでいる。
設備は「3a」と同じで新たな投資はない。現在、各空港事務所でシステム導入に伴う安全管理体制などを検討中で、問題がなければ年明けにも最終決定する。国内では熊本と釧路に続いて、来年五月から成田空港でも運用を始める予定。
日本航空と全日空は、航空機の対応機器、パイロットの訓練ともにほぼ対応済みで「3b」の運用開始と同時に利用する方針。しかし、航空機に対応機器のない天草エアラインは「利用予定はない」。熊本―ソウル便を運航しているアシアナ航空も「(カテゴリー3の)利用には国の認証が必要。費用もかかるため今のところ予定はない」としている。
確かに、熊本空港も釧路空港も霧の多いところですよね~(もし滋賀県に空港があれば仲間入りできたと思われますが)
私も一度熊本に降りようとして霧にやられたことがありました。よりによって親を連れてヨメさんの実家にごあいさつに行こうとした時のことでした(苦笑)。ファイナルアプローチの態勢から、グォーンと上昇に移った時の私の母親の顔はよく覚えています。
結局、福岡空港に降ろされて熊本までのJRの自由席特急券をもらって電車で行く羽目になったのですが、そういうことが案外親同士の話のネタになってくれたので、良かったんですけどね。
それにしてもこのカテゴリー3bのレベルはすごいです。これで熊本空港も釧路空港も霧での欠航はほぼ皆無になりそうですね。
ついでにJの機材のほうは滑走路上にいる間ずっと監視しててもらいましょうか。マジで。
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