【京都】丸善京都店に檸檬(レモン)を

京都市内で長らく親しまれてきた書店「丸善京都河原町店」がいよいよ10/10で閉店ということで、なかなか賑わっているようです。
京都新聞では何回か洋書や絵画の売り尽くしセールを広告を見かけていたのですが、こんなんいったい誰が買うねん？と思っていました。

(京都新聞HPから↓)

"檸檬”とともに別れ惜しむ
丸善・京都河原町店　10日閉店
　京都の大型書店の草分けで、大正期に活躍した作家梶井基次郎の小説「檸檬（れもん）」の舞台となった丸善の京都河原町店（京都市中京区河原町通蛸薬師上ル）が１０日に閉店する。最後の週末を前に、別れを惜しむ文学ファンらが全国から訪れており、７日朝も小説本に記念スタンプを押して買い求める姿が見られた。…

学生の頃、この「檸檬」という小説を読んでみたことがあるのですが、短編なのに話がよく分からないでいた私(苦笑)。
主人公が檸檬を買って、立ち寄るのがここの丸善でした。小説では本の上にそっと檸檬を置いて立ち去る・・・という話なのですが、それを真似て実際に本の上にレモンを置いていく方が幾人も居るんだとか。うーむ、なかなか風流な話ではありませんか。・・・ここまでは(笑)

でも、確か、この「檸檬」の主人公は置いてきた檸檬が爆弾だったとしたら・・・と想像してませんでしたっけ？
ということで、やはりレモンをわざと置いて行った皆さんも同じようにそういったことを考えているのかなぁ？などと、勝手に想像して身震いしている私でした(苦笑)