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2006.09.09

やっぱりどこにもなかった「大義」

米国がイラクに攻め入るのに使った言い訳の根拠は、何でしたっけか。イラクには大量破壊兵器があって、テロリストを養っているとか言ってましたが、それらは結局皆"なかったこと"になりつつあります。

米国によるイラク侵攻。それを正当化できる理由なんて、ハナからどこにもありません。
「開戦の大義覆す(by共同通信)」 今更そんな話になったって、今日までにイラクやアフガニスタンで無駄に失われたたくさんの生命が戻ってくるわけではありません。

(京都新聞HPから↓)

アルカイダと結び付きなし
米議会、開戦の大義覆す


【ワシントン8日共同】…米上院情報特別委員会は8日、イラク戦争をめぐるブッシュ米政権の情報活動に関する報告書を公表、同政権が指摘した旧フセイン政権と国際テロ組織アルカイダの結び付きを完全に否定した。ブッシュ大統領が現在も主張するイラク聖戦アルカイダ組織の指導者ザルカウィ容疑者(6月に殺害)と旧政権とのつながりについても、協力関係はなかったと結論付け、ブッシュ政権が掲げた開戦の「大義」を根底から覆した。…


(毎日新聞HPから↓)

米報告書:イラク旧政権とアルカイダの協力関係否定 
…米上院情報委員会は8日、イラク戦争開戦前、旧フセイン政権が米同時多発テロを主導した国際テロ組織アルカイダを「政権への脅威」と位置付け、アルカイダからの支援要請を拒否していたとする報告書を公表した。ブッシュ政権は旧フセイン政権とアルカイダの協力関係を指摘してきたが、報告書は協力関係を示す証拠はなかったと結論付けた。

同時テロを調査した米独立調査委員会は04年、テロを主導したアルカイダと旧フセイン政権との協力関係を否定した報告書を発表しているが、民主党は11月の中間選挙をにらみ「ブッシュ政権の欺まん」と批判を強める構えだ。…


(読売新聞HPから↓)

米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定

…米上院情報特別委員会は8日、イラク戦争の開戦前に米政府が持っていたフセイン政権の大量破壊兵器計画や、国際テロ組織アル・カーイダとの関係についての情報を検証した報告書を発表した。

報告書は「フセイン政権が(アル・カーイダ指導者)ウサマ・ビンラーディンと関係を築こうとした証拠はない」と断定、大量破壊兵器計画についても、少なくとも1996年以降、存在しなかったと結論付けた。

ブッシュ政権が2003年当時、中央情報局(CIA)などの情報をもとに挙げた開戦理由がことごとく覆された形で、米軍イラク駐留の是非をめぐる論議にも影響を与えるとみられる。…

(産経新聞HPから↓)

アルカーイダと連携否定 フセイン政権が支援拒否
…上院情報特別委員会は8日、イラクの大量破壊兵器開発とテロリストとの関係に関する報告書を発表し、当時のフセイン政権が国際テロ組織アルカーイダからの物質的な支援要請を拒否し、同組織を政権にとっての脅威とみなしていたと結論づけた。フセイン元大統領とアルカーイダのザルカウィ容疑者の連携についても否定した。

 2003年のイラク開戦前、ブッシュ大統領は「サダム・フセインはアルカーイダを前線部隊として使おうとしている」などと、フセイン政権とアルカーイダが連携していると訴えた。…


記事を並べてみると、記事の書き方に微妙な違いが出ているのが分かります。自分たちがイケイケだったことを誤魔化そうとしているところがあるような気が(以下略)。
私にはこの戦争に大義なんてものは最初からどこにも見出せませんでした。ブッシュ大統領は自分たちの選択をなんとかして正当なものに見せようと白々しく振舞ってきましたが、これからどうする気なんでしょうか。
彼とその取り巻き連中は思いっきり戦争犯罪人として裁かれるに相応しい行為を働いたと思うのですが、そうならないのがこの世界の摩訶不思議なところです。

まぁ、所詮彼らは中東地域の将来よりも原油価格が釣り上がってればそれで良いのでしょう。世界が不穏であればあるほど、彼らが儲かる仕組みになってます。まったく素晴らしいシステムです。

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コメント

それでも米国の一般市民にとってはかなり高い価格です。私が行った頃の倍の価格で高止まりを続けています。
実は原油の国際価格の基準って中東ではなく米国内産の石油にあったりしますから、国際的な需要供給のバランスと関係なく原油価格は「操作」できるのです。中国やインドの原油消費量が云々と言われてますが、量的にはまだ世界の石油需要を逼迫するほどではありません。

米国の場合は、今はちょっと下げておかないとこれからハリケーンが来た時に価格を釣り上げる余地がないからだと想像します(苦笑) 日本もガソリン税の余計に上げている分(暫定税率)を元に戻せば、リッター20円くらいは下げられるように思うのですが・・・

[追記]"暗いニュースリンク"さんの記事(http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2006/09/post_338c.html)によると、彼らは石油資源の他に儲け続けられる仕組みを構築できているようです。

投稿: Kinoppi☆ | 2006.09.13 06:32

おはようございます。

> 原油価格が釣り上がってればそれで良い

クライン孝子の日記のエントリーでは、『1、日本ではガソリンの値段がその後も上がり続けており遂にレギュラーで144円と伝えておりますが米国では何故か此処4週間連続して下がり現在我が家の近くではリッター換算で73円です、原油も一時の89ドルに迫る勢いから60ドル台で落ち着いております、何故日本はこうも違う動きをするのでしょうか』といった状況であるそうな。最近、ようやくハイオクの値段が150円を切ったところも出てきてはいますが・・・。

投稿: うえの | 2006.09.13 04:47

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