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2007.10.31

南びわ湖駅。僕らはその名を忘れない。( んなわけないか 笑)

今日は、10月31日。

いわゆる"南びわ湖駅"こと栗東市の東海道新幹線新駅を巡る一連の騒動は、本日を以って一区切りということになります。
嘉田のおばちゃんも、クニマツ君とその仲間たちも、結局歩み寄ることはありませんでした。

そもそも、彼らの計画が頓挫したのは、状況をコントロールできるだけの充分な財力がないのにもかかわらず、杜撰な段取りと、むちゃくちゃな体制を以って強引に進めようとしたことで、税金を通じて費用を負担することになる多くの県民の顰蹙を買ったことにあると思います。公共事業だから、いったん動きだせば誰にも止められないやろ、と知事選前に着工しやがったのが運の尽きでしたね。私もそのニュースにカチン!と来ました。
何はともあれ、動き出した公共事業でも、納税者/有権者としてその内容に納得行かなければ止めさせることも出来るよ、という例を作ったのは大きいと思います。( ただ、滋賀県では、旧豊郷町、旧志賀町で町長リコール成立→選挙実施という例があったことが下地になってくれたのかも知れません )


そもそも、ある地域を開発するのに、なんでいきなり新幹線の駅なんでしょうか。アートディンクの"A列車で行こう"シリーズだったら、新幹線が扱えるようになるのは資金が潤沢にある最終局面になってからなんですけど(苦笑) 
先にJR西日本に頼んで草津線に新駅を作ってもらって、そこに新しい街を育ててから新幹線の駅を誘致するという段取りにすれば、ここまで話がこじれることはなかったでしょう。
何が何でも最初に新幹線の駅を作ることに固執したことで、結局推進派と云われる方々の目的が分かってしまいましたね(笑) 

(滋賀報知新聞HPから↓)
自民県議
「ただでは済まさんで!」と語る
28日に開催の新駅促進協総会
知事方針容認の自民県議がなぜか猛反発
=次期衆院選に暗雲たちこめる=

結局のところ、私たちだけでなく嘉田知事も国松市長も被害者なのです。
もちろん、最大の被害者は大切な土地を手放してしまった方々だということは言うまでもありません。滋賀県も栗東市も、誠意を持って対応していかなければいけませんね。


#本当に落とし前を付けなければならない連中は、別に居ます。

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