【沖縄】有村産業、万事休すか?
私が二十歳になった頃に出かけた八重山諸島への旅の帰りに、宮古島→那覇→大阪とお世話になった有村産業の航路が、運休に追い込まれた模様。
宮古島→那覇で乗った飛龍3は旧盆明けということで超満員でしたが、那覇→大阪は30人弱しか客が居らず、今は亡き飛龍2のだだ広い2等船室に、皆思い思いの場所に寝転がってヒマを持て余していたことを今でも覚えております。
(八重山毎日新聞HPから↓)
再開のメド立たず6月5日に休止
【那覇】会社更生法に基づく更生計画の変更案が認められなかった有村産業(那覇市、管財人・飛鷹昌仁社長)は26日、6月5日から同社定期航路を運休する、と発表した。更生計画変更案が認められず、燃料費支払いに制約がかかるための休止。再開のメドは立っていない。…
(沖縄タイムスHPから↓)
「飛龍」「飛龍21」運休/有村産業が来月5日で
所有3隻すべて
更生会社の有村産業の飛鷹昌仁管財人(社長)は二十六日、那覇市内の同社で会見し、クルーズフェリーの「飛龍」「飛龍21」を一時運休すると発表した。燃料供給会社から燃料代金の現金での前払い決済を求められたため。…
この話の詳しい経緯については、琉球新報のサイト等に特集記事があります。
もともと一度経営破たんして、再建途上にあったわけですが、どうにもならなくなったようです。
運航休止とは言っても、もう会社の行く末は決まっているようですから、そこから生まれる結論はひとつしかありません。
本土と沖縄本島、沖縄本島と八重山諸島・台湾とを結ぶ航路ということで、生活路線としての役割が大きいだけに、その影響が懸念されるところです。
背景にはやはり原油高騰があるようですが、私がどうも合点が行かないのは、致命傷になったのは大口債権者である独立行政法人鉄道・運輸支援機構とかいうところが債務の返済計画の変更を拒んだということ。つまり、有村産業は結果的に"お上"の都合で潰されるという形になっているわけです。
国土交通省というところは、道路や空港を造ったり、官僚たちの天下り先になる特殊法人の維持のためにお金をジャブジャブつぎ込むくせに、離島の生活を維持するための交通網はどうでもいい、と思っているようですね。私はそう理解しました。
八重山諸島あたりの海には、中国あたりもちょっかいを出してきているわけですから、そういうところの航路をしっかり維持するのはむしろ国の責任だと思うんですけどね。まったく納得の行かない話でございます。
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