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2009.08.28

インフルエンザワクチンの話

ヨメさんがメアド登録している近所の小児科から届いたメールによると、やはり新型インフルエンザウィルスのワクチンはいつから接種できるのかと問い合わせる方は多いみたいなのですが、私に言わせると今そんなことを言う人たちはまさにチャレンジャー以外の何者でもありません。
まぁ、強いて言い換えれば、私たちの業界で言うところの"人柱"ですか(苦笑)

(アサヒ・コムから↓)

新型用ワクチン輸入に慎重論相次ぐ 厚労省意見交換会
新型の豚インフルエンザワクチンに関して厚生労働省が開いた専門家意見交換会で27日、国産ワクチンの不足分を輸入することについて、安全性が確認できるまでは使うべきではないなど、慎重な意見が相次いだ。

 年内に供給できる国産ワクチンは1300万~1700万人分の見通し。舛添厚労相らは接種対象の5300万人分に足りない分は輸入する方針。厚労省は、外国で承認されたワクチンを輸入すると説明するが、海外製ワクチンには国産で使われていない、免疫を活性化する物質が…

世の中には、ワクチンを接種する = インフルエンザにかからないと思われている方が多いのかも知れませんが、ワクチンというのはリスクを多少軽減するためのであって、完璧に防げるものではありません。毎年受けている普通のインフルエンザワクチンも、予想が当たればOKという要はバクチ(笑) 最近はタミフルなどの治療薬が調子こいて使われているせいで、ウィルスも耐性を身に付けるとかして進化の速度を上げ、型のバリエーションも豊富になってきていますから、ワクチンの「バクチ度」もどんどん上がる一方だと言えます。
現時点では、新型インフルエンザに罹る可能性と、臨床試験が大して行なわれていないワクチンの副作用を食らう可能性を比べると、私は後者のほうを心配します。かつて、誰かがソフトウェアのバグを修正するためのパッチを開発部門に急がせて作成させ、それを私が適用してみたところお客さんのシステムが立ち上がらなくなったという経験を持つ私としては、そういうものはちゃんとしかるべき開発プロセスと検証プロセスを経てきたものを使うべきだと思います。システム作業でしくじったらサクっとバックアップを戻しますが、人間の場合はそうは行かないので・・・


いくら新型インフルエンザが大流行しかかっているとはいえども、そこには下手すると人間の生命にかかわるリスクがありますから、くれぐれも慎重に事を運ばないと。
あと、日本がお金を出してワクチンを外国から輸入するということは、その割を食らう国とか地域とかが出てくるということも忘れてはいけません。予防手段としてのワクチンがちゃんと出来てくれば、それは私たちよりもっとそれを必要とする人々に回してもらいたいと思うのですが・・・

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