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2010.04.07

一見、事は進んだように見受けられますが…

米国が何やら戦略を変えるのだそうです。
で、米国は変わるのでしょうか?  私の答えは、明らかに No です。

(MSN産経HPから↓)

米核戦略見直し イランと北朝鮮は例外 現実的対応で妥協
…オバマ米政権が6日に発表した「核戦略体制の見直し」(NPR)は、「国際社会において核不拡散体制を強化し、核兵器の役割を低下させると同時に、抑止力は維持する」という一見、相反する課題に政権が取り組んだ結果といえる。

「核なき世界」を提唱するオバマ大統領が導き出したその課題に対する回答は、核拡散防止条約(NPT)を順守する加盟国への核兵器不使用と、新型通常兵器による抑止力の維持だった。…

(アサヒ・コムから↓)

「新型核」開発しない方針も明記 オバマ政権戦略見直し
…米オバマ政権は6日、今後5~10年の米核政策の指針となる核戦略見直し(NPR)を発表した。「核のない世界」に向けて、非核国には原則として核攻撃しない方針を初めて示し、新たな核弾頭の開発はしないことを明記した。また、中国の核軍拡の不透明性に懸念を示しつつ、イランや北朝鮮などの核開発国に対処する上で中国と安定した関係を保つ重要性を指摘した。

ゲーツ国防長官はNPR報告書の巻頭言で、「核のない世界」へ「今、具体的な措置を取らなければならない」と強調。その一方で、「核が存在する限り、米国や同盟国のために安全で効果的な核抑止力を維持する」との方針を再確認した。 …

言っているのは「国」対「国」のことであって、「国」対「テロリスト」のことではありません。
すなわち、現在米国がやっている戦争については、何も変わらんということです。イラクでもアフガニスタンでも、相手はその国自体ではありません。その国に居るテロリスト相手に戦争を仕掛け、そこに住む多くの無関係な人たちを一方的に巻き込んでいるのです。
トム・クランシーが小説「恐怖の総和/The Sum of All Fears」に書いていたように、いわゆるテロリスト連中が自分たちで核兵器を作ることは現在は夢物語ではありません。"ネット通販"で材料は揃えられます。また、軍隊組織の民間へのアウトソーシングも着々と進んでいます。そのうち、国が責任とコストを必要とする軍隊を行使して戦争をするという形自体がなくなるでしょう。
実際の戦争のやり方が大きく変わりつつある今、↑のような戦略の見直し何たらかんたらというのは私たちに対するただの目くらましにしか過ぎません。


#正直、日本国憲法の第9条の文言は、世界の現実に合っていないと思う今日この頃。

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