« 先取り? | トップページ | もうじきですね~ »

2010.12.22

やはり、何かが違う

あの悲しい事故の真相をできる限り明らかにすることは、亡くなられた方々、心身に傷を負われた方々のためにも、再発防止のためにも必要です。
とは言え、事故を引き起こしたJR西日本の中で、刑事責任を問われるべきは直接の当時者である運転士ただ一人だけであり、マネジメントにかかわる人々が取るべき、果たすべき責任の形は、また別のものだと思うのですが。何かが違います。

(アサヒ・コムから↓)

JR西前社長、無罪主張「危険性気づけず」 宝塚線脱線
107人が死亡、562人が負傷した2005年4月のJR宝塚線(福知山線)脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本の前社長山崎正夫被告(67)の初公判が21日、神戸地裁(岡田信(まこと)裁判長)で開かれた。検察側は約40分かけて起訴内容を朗読し、起訴状に書いた被害者名をすべて読み上げた。一方、山崎前社長は「当時の私の立場で事故現場カーブの危険性に気付くことはできなかった」と述べ、無罪を主張した。公判は次回以降、28回の期日が決まっており、来年秋ごろに結審する見通し。…

(MSN産経新聞サイトから↓)

【JR福知山線脱線】前社長の山崎被告が無罪主張も「被害者に詫びたい」と謝罪 初公判
平成17年4月、兵庫県尼崎市で発生した乗客106人が犠牲になったJR福知山線脱線事故で、現場を急カーブにしたにもかかわらず事故防止のために自動列車停止装置(ATS)の設置を怠ったとして、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告(67)の初公判が21日午前、神戸地裁(岡田信裁判長)で始まった。山崎被告は罪状認否で「この場を借りて被害者の方におわびしたい」と謝罪する一方で、「まったく事実と異なります」と無罪を主張した。

公共交通機関の大事故で、経営幹部の刑事責任を問う裁判は極めて異例。公判には過去最多となる計51人の遺族・負傷者が被害者参加した。山崎被告や証人に直接質問することができる。…

遺族の方々とJR西日本の関係者たちがコミュニケーションを取る場はこれまでもあったと思うのですが、こういう刑事裁判の形でもやる必要があるというのは、これは今までのやり方では不十分だったということなのでしょうか。
とすれば、JR西日本という企業はこれまで本当にこの事故とちゃんと向き合ってやってきたのか、ということにもなってしまいますね。先日記事になった出来事も、さもありなんというところでしょうか。

当時JR西日本の組織の中で、それなりのポジションに居た人を一名をスケープゴートにして、お前が悪いんだろうと責めたところで、亡くなられた方の供養にはまったくならないということだけは確かです。

|

« 先取り? | トップページ | もうじきですね~ »

超ひとり言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22776/50365463

この記事へのトラックバック一覧です: やはり、何かが違う:

« 先取り? | トップページ | もうじきですね~ »