« 津波@日本海側 | トップページ | 本日の武田教授(2011/5/29) »

2011.05.29

目くらまし記事

タイトルだけ読むと、そうだそうだ! 東電の刑事責任は重大だ!と思うのは、至極当然な流れですわな。

(MSN産経サイトから↓)

東電の刑事責任 問える?問えない?
核燃料の大半が溶け落ちる炉心溶融(メルトダウン)が起きていたことも明らかになった東京電力福島第1原発の事故。避難生活の長期化や農作物の風評被害など影響は計り知れず、東電の刑事責任を問う声も浮上している。「千年に1度の災害」による放射性物質(放射能)漏れは予見できたのか。事故後の対応に瑕(か)疵(し)はなかったか。識者らの見方はさまざまで、仮に捜査当局が立件を目指したとしても高いハードルがある。

 「刑事事件として考えると、一般論として業務上過失致死傷罪が視野に入る」と話すのは、元最高検検事の土本武司・筑波大学名誉教授(刑事法)だ。…

ただ、福島第一原発を運転していたのは間違いなく東電で、事故を起こした責任は極めて重いというか、それ以上のものがあるわけですが、原子力発電はそもそも国の政策なので、東電の刑事責任だけ問うと、他はどうなんだということになります。保安院をはじめとしたいわゆる原子力村の住人たちの責任は問わなくて良いのですか?

こんな記事は誰の入れ知恵か知りませんが、こんな目くらましにとらわれることなく、東電だけでなく責任を問われるべき立場の人間がすべて責任を問われないといけません。しかし、今のままでは、そうはならないでしょう。国が自分たちの責任を問い、自分たちに責任を取らせるというのは、この国のシステム上ありえないことです。国連にでもやってもらわないことには、無理でしょう。

|

« 津波@日本海側 | トップページ | 本日の武田教授(2011/5/29) »

マスコミ批評」カテゴリの記事

超ひとり言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22776/51796613

この記事へのトラックバック一覧です: 目くらまし記事:

« 津波@日本海側 | トップページ | 本日の武田教授(2011/5/29) »