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2012.04.28

いちぱん無難な選択

先日ネタにしていた北陸新幹線の件で、動きがあった模様です。

やはり今のところがこれがいちばん無難な選択なのでしょう。

(朝日新聞デジタルから↓)

北陸新幹線、在来線と直通に 「フリーゲージ」導入へ
2025年度末に敦賀(福井県)まで通じる予定の北陸新幹線で、国土交通省は線路の幅が違う在来線と行き来できる新型列車「フリーゲージトレイン」(FGT)をとり入れる方針を固めた。FGTなら敦賀―大阪の在来線区間も走れるため、富山―大阪間を乗り換えなしの直通運転でつなぐことができる。

FGTが走っても、敦賀―大阪間にかかる時間は今の特急と変わらない。乗り換えの手間が省けるだけだが、国交省は「心理的な不便さが消える」と説明している。列車を運行するJR西日本も前向きだ。…

大阪発着の"サンダーバード"と名古屋発着の"しらさぎ"の次期車両をフリーゲージトレインで開発しとけば良いわけで、現在681系&683系を走らせているJR西日本が仕切って進められますから、話はいたってシンプルで、コスト面のインパクトも最少に抑えられます。
一番大きいのは、建設費の問題を当面先送りに出来ますから、滋賀県や福井県にとってはまこと都合が良いのではないかと。

ただ、関西側で東海道新幹線に乗り入れさせるのは京都駅周辺の状況を思うとちょっと難しそうですね、というかあのJR東海様のことですから絶対認めてくれなさそう(苦笑)


[2012/5/26追記]
政治的にはほぼ目処が付きました。滋賀県内は在来線を走りますから、あとは新しい電車ができるのを首を長くして待つだけですね。停車駅も、滋賀らしくw平和に決まるでしょう(たぶん)
(読売新聞サイトから↓)

敦賀以西の軌間可変電車 条件付き了承
北陸新幹線連絡調整会議

北陸新幹線の大阪延伸について、県と県内4市などが意見交換する「北陸新幹線連絡調整会議」の第2回会合が23日、県庁であり、国土交通省が延伸までの措置として敦賀以西に軌間可変電車(フリーゲージトレイン、FGT)を導入する方針について、条件付きで了承することを決めた。国に今月中に回答する。

関係自治体や関西広域連合に対し、国が導入の可否の回答を求めていた。

会議には長浜、米原、高島、大津4市と県市長会、県町村会の担当者が出席。県が提示した回答案では「暫定措置でFGTの運行はやむを得ない」とし、〈1〉敦賀以西のルートを早急に決める〈2〉国の責任で騒音・強風対策を講じる――などを条件とした。国と関係自治体、JR西日本などの意見交換の場も求めている。…

[2012/5/28追記]
めでたしめでたし。
(京都新聞サイトから↓)

北陸新幹線にフリーゲージ導入へ
関係6府県が暫定容認

国土交通省は28日、北陸新幹線に在来線と直通運転できるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)を導入する方針を固めた。関係する北陸、関西の6府県と関西広域連合、JR西日本が28日までに、それぞれ暫定措置との条件付きで容認する回答を送付した。…

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» 【北陸新幹線】GCT導入を検討 [かにうさぎの部屋]
国土交通省は27日、政府が北陸新幹線金沢-敦賀の新規建設方針を決めたことに関連し、車輪の間隔を変えて新幹線と在来線を直通運転できるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)を一部区間に導入することを検討していると明らかにした。財源不足で建設のめどが立っていな…... [続きを読む]

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