« 滋賀にラウンドアバウト交差点ですか | トップページ | 九州に新たな観光列車 »

2014.01.22

危うし!JR大阪三越伊勢丹 #osaka

大阪駅リニューアル工事が進んでいる頃から気にはなっていました。

(読売新聞サイトから↓)

JR大阪三越伊勢丹、売り場面積4割に縮小へ
JR西日本と三越伊勢丹ホールディングス(HD)は21日、販売不振が続いていたJR大阪駅ビル内の百貨店「JR大阪三越伊勢丹」の売り場面積を約4割に縮小し、2015年春に再オープンすると発表した。

多数の専門店を誘致し、同じ駅ビルでJR西の子会社が手がける専門店街「ルクア」との一体運営に切り替える。

計画では、百貨店の売り場面積(約3万3000平方メートル)の約6割の売り場を撤去し、若者向けの衣料店など新たに誘致する専門店に置き換える。百貨店の売り場と専門店が同じフロアで入り交じる形になり、ルクア(約2万平方メートル)と一体化させる。

60億円をかけて今年夏に改装を始める。…

(JR西日本サイトから↓)
大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング西館 商業施設の検討概要について

大阪・梅田界隈で、はっきり言ってひとり負けだった三越伊勢丹。経営陣もここまでひどいとは思わなかったことでしょうね。

私なりに原因を考えてみると、(1)京都駅ビルの伊勢丹の成功に酔っていた (2)物販以外の集客装置不足の建物 (3)JR西日本グループのくせにJR西日本との連携不足 があったと思います。

1997年に開業したJR京都駅ビルの伊勢丹は大成功して、京都市内の人の流れをJR京都駅に向けることになったわけですが、そこには伊勢丹自身のブランドイメージの見せ方の成功だけでなく、大きな吹き抜けに屋外ステージや大階段といった京都駅ビルのユニークな形状、店舗内に美術館を設けたことなどが集客に貢献していると思います。
地下の食料品売り場も、観光客向けの弁当系に力を入れたり、市内のあちこちのお菓子屋さんから日替わりで運んで来るなどいろいろ工夫されてました。

対して大阪ではどうでしょう。はっきり言って、三越伊勢丹のブランドイメージを大阪の女性陣に伝えるには、あまりにも売り場は狭いと思います。フロアガイドを見ると、そこには物販スペースしかありません。催事場はありますが、面積的に知れています。
周りの百貨店では、阪急には祝祭広場があり、大丸は3フロアを東急ハンズに割り当てていて、阪神には地下に日本一活気のあるデパ地下があり、それぞれ平日の日中から大いに集客しているわけですが、大阪の三越伊勢丹にはどんな特色がありますか? ただモノを売るだけでは、別にそこが三越伊勢丹である必要はありません。
三越伊勢丹のブランドイメージを、焦らずじっくり大阪人に浸透させる工夫こそが、いま梅田の店舗には求められていることです。だから、今回のリニューアル計画は、どうも小手先の…にしか見えません。

やり方はいろいろあると思います。例えば、大阪駅の上には関西では大規模に部類に入るシネコンがありますが、そこのスクリーンを三越伊勢丹の名前で2つ3つ借り切り、古今東西の名画を上映し、物販とコラボするとかどうでしょう。JRの特急列車の内装や乗務員の制服をプロデュースするのも手でしょう。
ブランドイメージもかたくなに守るだけではいけません。時代の変化への対応もアピールするため、少しはテナントも凝ったところを誘致しないといけません。大丸に入っているユニクロに対抗して、1フロアぐらいにはForever21とか呼んでみてはいかがでしょう。心斎橋にあるタイガーコペンハーゲンやASOKOでも良さそうです。
狭い売り場面積でも、他の百貨店にはできないことをやることで、個性を主張していくことが必要なのではないかと思います。

|

« 滋賀にラウンドアバウト交差点ですか | トップページ | 九州に新たな観光列車 »

ニュース」カテゴリの記事

暮らし」カテゴリの記事

現実」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

超ひとり言」カテゴリの記事

鉄ネタ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22776/58992870

この記事へのトラックバック一覧です: 危うし!JR大阪三越伊勢丹 #osaka:

« 滋賀にラウンドアバウト交差点ですか | トップページ | 九州に新たな観光列車 »