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2014.02.13

大津からバスが消える?

隣の京都市に比べると面積も人口も街の活力も全然足りない我らが滋賀県大津市ですが、南北の長さと最高地点の海抜と新快速停車駅の数については負けていないと思います。

・・・と意地を張っているのは本エントリーの主旨ではありません。
大津市に長年住んでいても、気づかない方は気づかないであろう街の深刻な危機のお話です
。昨日の京都新聞朝刊に記事が出ていました。

Otsu_bus_crisis01

かつて"大津からオリンピックに出たいなら比叡平に住め"言われ(誇張ですw)、最近は別の意味で脚光を浴びていたかも知れない比叡平と大津市内を結ぶ京阪バスの便数がここ数年かなり削減されていたことには気づいてました。
京都市内に行く路線はほぼ1本/1時間が維持されているのと比べると雲泥の差があると思います。記事の中は京阪バスからの廃止の申し出の話がありましたがさもありなん、というところですね。

比叡平は静かだし空気もいいし住むには大津市内でも屈指の良いところだと思いますが、交通手段がネックです。冬の積雪時はちょっと行き帰りが大変ですもんね。それに私の記憶では、比叡平につながる山中越え(大津市側)では、昔はよく崖から車が落ちる事故があったので、毎日自分の運転で山中越えを往復するというのは気が引けます。これから年を取ってくると、私だけでなく誰でもそういう気持ちになると思うのですが、バスの利用状況からすると今後ももっと厳しい状況になっていくことでしょう。

Otsu_bus_crisis02

前述したとおり南北に長い大津市ですが、山と湖という地形のおかげで幅はそんなに広くないところに、JRや京阪電車が通っていることから、バスでないと、という地域は実はそれほど広くありません。そういう地域は、案外道路網もしっかり整備されてきています。

ということで、大津市のバス路線はかなりの割合で赤字だそうですが、その原因の一はやはり鉄道との住み分けがはっきりしていないというところにあると思います。
鉄道網はしっかり本数もありますから、そういうところはもう任せてしまって、駅と海抜の高いところを中小型のバスで結ぶ路線を充実させていく方向に思い切って再編していくしかないと思います。当然、比叡平行きのバスも、もっと小型化するべきかと。大津市はもっと口出しすべきでしょう。

あと、その二の理由として滋賀のバス業界はどうも高速バスとか都市間バスへの参入が弱いと思います。湖西道路とか、新名神を使ったバス路線は設定のしがいがありそうですし、各社も実はそうしたいはずなのですが、何が邪魔しているんでしょうかね?
つまらないしがらみはとっ払って、バス会社にはもっとビジネスチャンスを認めてあげるのも、行政の義務ですよ。


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コメント

比叡平、確かにほかの話題でも有名になりますよね~。フェンシングの選手とか…(違う)

三宮~新神戸~谷上
みたいな鉄道があれば…とも思いますが、莫大なお金が。でも
大津市街~比叡平~京都市内(北部)とつなげば新しい通勤ルートになるかもですね。

ここもそうですし、鶴の里もそうですし、うちの実家もそうです。
バスしか楽に行けないですが、私も時々乗っててそのジリ貧感は伝わってきますね。

・新ルートの開拓
・ITの徹底活用(Pitapa)が使えないバスがまだたくさんある
・広告募集
とか、増収の手はまだまだ考えられます。

昔から変わっていないのが大津市街のバスだと思います。

投稿: leaves | 2014.02.15 10:34

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