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2014.07.14

滋賀県知事選挙

ご存じの通り、7/13(日)に投票・開票が行われた我らが滋賀県知事選挙。
各候補、各陣営の皆さん、支持者の皆さん、選挙管理委員会の皆さん、本当にお疲れさまでした。

県知事選なのに、いろいろ外からなんやかんやと介入されて、最後はなんかすごいことになっていましたが、結果については至極まっとうだったのではないかと私は見ています。

(京都新聞サイトから↓)

滋賀県知事に三日月氏 自公系小鑓氏ら振り切る
任期満了に伴う滋賀県知事選は13日投開票され、無所属新人の元民主党衆院議員の三日月大造氏(43)が激戦を制し、いずれも無所属新人の元内閣官房参事官の小鑓(こやり)隆史氏(47)=自民党、公明党、日本維新の会県総支部推薦=、共産党県常任委員の坪田五久男氏(55)=共産推薦=を破って初当選を決めた。

 2期8年で退任する嘉田由紀子知事が後継指名した三日月氏の当選で、大型公共事業や原発政策などで国と一定距離を置く嘉田県政の路線が継承される…

開票結果の接戦感は、今回だけでなく2006年(嘉田さんの一期目)、そして、BBCで開票速報を見ていて解説の方が言われていたのですが、1974年(武村さんの一期目)と似たような結果でした。要は滋賀県はもともとそういう結果が出る地域、ということです。私は、それは滋賀県すなわち近江国の地理的歴史的な特徴が関係していると思っています。
戦のたびに生活域を荒らされたり男子を兵士や運送役に徴発されたり食べ物を巻き上げられたり家に火を付けられたりしていたら、そりゃ為政者や侵略者を見る目も冷めたり厳しくなったりしますわな。

話が逸れたので元に戻しますがw、今回の各候補の得票を全体から市町別に見ていくと、いろいろ分かってくることがありそうです。最終的に決め手となったのは、草津から彦根にかけての子育て世帯の動向ではなかったかと。経済だけでなく、環境にも、原発にもセンシティブな世代が、素直に意思表示をしたのが効いたのでしょう。そこには、集団的自衛権とか、セクハラやじはそんなに影響はしてなかったと思いますよ。東京のマスコミはどうも結びつけたがっているようですが、何の意図があるのでしょうかね?

何はともあれ、知事職に関しては自民党の3度目の挑戦をも失敗させたのはすごいことです。こういう結果を出せる風土を誇りに思います。
三日月さんの行く手は障害だらけですが、まぁ頑張ってくださいw シャンシャンで終わる議会ではむしろ税金のムダですから、どうか喧々諤々やってほしいと思います。そして、いざという時はお上に反抗してみせてねww

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