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2014.09.14

休止、そしてたぶん引退、売却かな?

熊野灘での座礁事故の後、あの有村産業から導入した「クルーズフェリー飛龍21」が就航していた日本最長の旅客航路がなくなるようです。

(マルエーフェリーのサイトから↓)

一般旅客定期航路事業(東京航路)の休止について
2014年9月12日

弊社は、昭和48年6月より、東京~志布志(昭和62年5月より寄港開始)~名瀬~与論~沖縄間の一般旅客航路事業を貨客船「新さくら丸」(4,998G/T、旅客定員1,288名)を使用して開設し、本州と南九州・奄美群島・沖縄相互間の生活関連物資等の輸送や離島住民の人的交流に、海上輸送機関として一役を担って来ました。
 この間、与論島ブームや沖縄海洋博覧会によって、乗船客が一時的に需要が拡大したこともありましたが、その後は、離島への航空路線の新規参入やLCC(格安航空会社)による低価格運賃により乗船客が激減しております。
 弊社としては、将来的に旅客需要の拡大が見込めないこと、燃料油価格の高値安定化により航路収支を圧迫していること、片荷航路の解消を図らなければならないこと、等を勘案して航路の見直しを含めた抜本的な対策を講じる必要に迫られています。
 このような状況を踏まえ、就航中の旅客フェリー「クルーズフェリー飛龍21」を継続運航することは、基幹航路である鹿児島航路の維持存続を脅かし、企業の経営環境を悪化させることになるため、やむなく当該事業を本年12月7日より休止することになりました。
 事業休止後の貨物輸送につきましては、本年12月13日より内航RoRo船「琉球エキスプレス 2 」が東京~志布志~沖縄間に就航し、生活関連物資等の貨物輸送の維持確保と顧客への安全・安心なサービス提供を行う所存であります。
 長い間、旅客フェリーをご利用していただきまして誠に有り難うございました。
 ご利用者いただきました皆様方には心より感謝申し上げますとともに、弊社の事情をご理解いただき、引き続き弊社船舶をご愛顧いただきます様お願い申し上げます。
 なお、弊社では阪神(神戸・大阪)~奄美群島~沖縄航路並びに鹿児島~奄美群島~沖縄航路に旅客フェリーを運航しておりますので、併せてご利用いただきます様お願い申し上げます。…

貨物専用航路になるということで、物流面への影響は小さく済みそうですが、またひとつ日本から船旅が味わえるルートが消えてしまいます。LCCなどの航空業界での競争激化のツケは、こういうところに静かに回ってくるわけですね。

私はクルーズフェリー飛龍には乗ったことはありませんが、有村産業が大阪から台湾までの航路をオペレートしていた時代に、「飛龍2」や「飛龍3」のお世話になって石垣島から那覇経由で大阪南港まで帰ってきたことがあります。石垣島→那覇は賑やかだった船内も、那覇→大阪はほんの数十人というか十数人とか乗客が居なくて、飛龍2のとにかくだだっ広い2等船室で大の字に寝転がって暇を持て余していたことを思い出します(笑)
飛行機なら2時間前後で行ける那覇も、船旅なら大阪航路で2泊3日コース。でも、その距離は知っておく価値のある距離だったと今でも思っています。
今は便利だし快適な旅の移動ですが、昔の時には過酷で忍耐力も必要だったけど知識と知恵を駆使してルートを考えていた頃が実は楽しかったのかも知れません。

クルーズフェリー飛龍21は今後どうなるのでしょうか。
日本の多くのフェリーがそうだったように、アジアのどこかの国に売られてしまうのではないかと思います。

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