津波@日本海側(その2)
若狭湾に津波が押し寄せたという古文書の記事を紹介しておきながら、それをなかったことにしていた某電力会社。
消された記事はこちらで確認できます。私もまだ消される前にこの記述は読みました。
(※当ブログでも若狭湾の津波の話は、こことかこことかここに書いてました)
日本政府が初めて実施した「日本海側の津波推計」は、既存の知見を大きく打ち破るものになりました。
やはり、若狭の原発群は、現状ではとても再起動とか口に出来る状況ではないと言えるでしょう。そして、提示されたデータに真摯に向き合わないどころか、そもそもそれを見なかったことにするような連中には、原発再稼働を口にする資格はないと思います。
(京都新聞サイトから↓)
津波 京都府北部で最大7.2メートル 日本海側、政府が初推計
日本海側の大規模地震に関する政府調査検討会(座長・阿部勝征東京大名誉教授)は26日、北海道から長崎まで16道府県沿岸を襲う恐れがある津波の高さの推計を初めてまとめた。京都府北部の平地部でも伊根町で最大4・3メートルに達する。府は今後、データを基に浸水想定や警戒区域を設定するが、これまでの津波高想定に比べ10倍近い巨大津波が襲う可能性もあり、府や市町は対応を迫られそうだ。■最短10分で到達 京都府想定の10倍
府北部に最も大きな影響を与えると想定する主な断層は、舞鶴市と宮津市、与謝野町の場合、若狭湾内から福井県へ南東方向に60キロある断層(最大マグニチュード7・2)。伊根町と京丹後市は、府沿岸から90キロ沖の若狭湾を北東方向に横切る87キロの断層(同7・4)。…
京都府北部と若狭湾の関係は、とりあえず日本地図でご確認ください。
滋賀県の位置も含めて、そのへんの位置関係を知らないまま再稼働を主張されている評論家的な方々って、けっこう居はりますよね。あ、知ってるけど知らないフリをしてはるのかな?w
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