カテゴリー「マスコミ批評」の記事

2014.09.11

マスコミはみんな同じ

マスコミの傍若無人な取材ぶりにこれまで何度か触れてきた身にとっては、今回の騒動はそんなに大したことではありません。
ハナから台本なり結論なり用意して記事を書くのは、マスコミの常とう手段です。

(朝日新聞サイトから↓)

吉田調書「命令違反で撤退」記事取り消します 朝日新聞
朝日新聞社の木村伊量社長は11日、記者会見を開き、東京電力福島第一原発事故の政府事故調査・検証委員会が作成した、吉田昌郎所長に対する「聴取結果書」(吉田調書)について、今年5月20日付朝刊で報じた記事を取り消し、読者と東京電力の関係者におわびしました。報道部門の責任者である杉浦信之取締役編集担当の職を解くとともに、木村社長も改革と再生に向けた道筋をつけた上で、進退を決めます。その間の社長報酬は全額カットします。

朝日新聞社は、政府が非公開としていた「吉田調書」を独自に入手し、5月20日付1面などで「東日本大震災4日後の2011年3月15日朝、福島第一原発にいた東電社員らの9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発に撤退した」と報じました。

しかし、社内で精査した結果、「命令違反で撤退」という記述と見出しは裏付けがない、と判断しました。多くの所員らが吉田所長の命令を知りながら第一原発から逃げ出したような印象を与える間違った記事でした。

取材班は吉田調書を読み解く過程で評価を誤り、取材源の保護に気をつかうあまり情報を共有していた記者が少なく、チェック機能が十分働かなかったことなどが原因と判断しています。

朝日新聞社は今後も経緯の調査を続けますが、事態を深刻に受け止め、取材・報道の問題点や記事がもたらした影響などについて、朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」に審理を申し立てました。

■慰安婦報道でも謝罪

一方、朝日新聞社が過去の慰安婦報道で、韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と判断し、関連の記事を取り消したことについて、木村社長は「訂正が遅きに失したことについて読者のみなさまにおわびいたします」と語りました。

慰安婦報道については、「報道と人権委員会」(PRC)とは別に社外の弁護士や歴史学者、ジャーナリストら有識者に依頼して第三者委員会を新たに立ち上げ、寄せられた疑問の声をもとに、過去の記事の作成や訂正にいたる経緯、今回の特集紙面の妥当性、そして朝日新聞の慰安婦報道が日韓関係をはじめ国際社会に与えた影響などについて、徹底して検証していただきます。こちらもすみやかな検証をお願いし、その結果は紙面でお知らせします。

 朝日新聞社は新しい編集担当を中心に「信頼回復と再生のための委員会」(仮称)を立ち上げ、取材・報道上で浮かび上がった問題点を点検、検証し、読者のみなさまの信頼回復のために何が必要かを検討し、将来の紙面づくりにいかしていきます。

ただ、その行動様式をよりによって福島第一原子力発電所事故で発揮するとはね…
吉田所長が浮かばれません。

他にもいっぱい謝ったり責任取ったりせなあかん奴らがゴマンと居るのに、そういうのをあやふやにしたままでこんな会見とか開かれたら、流れがおかしくなってしまいそうで、一抹の不安を感じています。


慰安婦の件もまたしかり。長い歴史の中で、女性が酷い目に遭ってきたのは洋の東西を問わず確かなことなのですが、なんでこの件だけが切り抜かれてしつこく持って来られるのか理解に苦しみます。誰かに利用されていると思えば、個人的にはしっくり来ますが。

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2014.07.14

滋賀県知事選挙

ご存じの通り、7/13(日)に投票・開票が行われた我らが滋賀県知事選挙。
各候補、各陣営の皆さん、支持者の皆さん、選挙管理委員会の皆さん、本当にお疲れさまでした。

県知事選なのに、いろいろ外からなんやかんやと介入されて、最後はなんかすごいことになっていましたが、結果については至極まっとうだったのではないかと私は見ています。

(京都新聞サイトから↓)

滋賀県知事に三日月氏 自公系小鑓氏ら振り切る
任期満了に伴う滋賀県知事選は13日投開票され、無所属新人の元民主党衆院議員の三日月大造氏(43)が激戦を制し、いずれも無所属新人の元内閣官房参事官の小鑓(こやり)隆史氏(47)=自民党、公明党、日本維新の会県総支部推薦=、共産党県常任委員の坪田五久男氏(55)=共産推薦=を破って初当選を決めた。

 2期8年で退任する嘉田由紀子知事が後継指名した三日月氏の当選で、大型公共事業や原発政策などで国と一定距離を置く嘉田県政の路線が継承される…

開票結果の接戦感は、今回だけでなく2006年(嘉田さんの一期目)、そして、BBCで開票速報を見ていて解説の方が言われていたのですが、1974年(武村さんの一期目)と似たような結果でした。要は滋賀県はもともとそういう結果が出る地域、ということです。私は、それは滋賀県すなわち近江国の地理的歴史的な特徴が関係していると思っています。
戦のたびに生活域を荒らされたり男子を兵士や運送役に徴発されたり食べ物を巻き上げられたり家に火を付けられたりしていたら、そりゃ為政者や侵略者を見る目も冷めたり厳しくなったりしますわな。

話が逸れたので元に戻しますがw、今回の各候補の得票を全体から市町別に見ていくと、いろいろ分かってくることがありそうです。最終的に決め手となったのは、草津から彦根にかけての子育て世帯の動向ではなかったかと。経済だけでなく、環境にも、原発にもセンシティブな世代が、素直に意思表示をしたのが効いたのでしょう。そこには、集団的自衛権とか、セクハラやじはそんなに影響はしてなかったと思いますよ。東京のマスコミはどうも結びつけたがっているようですが、何の意図があるのでしょうかね?

何はともあれ、知事職に関しては自民党の3度目の挑戦をも失敗させたのはすごいことです。こういう結果を出せる風土を誇りに思います。
三日月さんの行く手は障害だらけですが、まぁ頑張ってくださいw シャンシャンで終わる議会ではむしろ税金のムダですから、どうか喧々諤々やってほしいと思います。そして、いざという時はお上に反抗してみせてねww

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2014.05.28

ホワイトカラー・エグゼンプションふたたび

前の安倍内閣の時に出てきていたこのホワイトカラー・エグゼンプション(通称、残業代ゼロ)の件。民主党政権の発足時に一瞬止まった米国への売国プロセスが再び加速を始めた模様。
今度はマスコミもこぞって提灯持ちです。条件がいろいろ言われていますが、あっという間になし崩しにされてしまうと思っていたほうが気分的にはむしろ楽です(笑)

(中日新聞サイトから↓)

残業代ゼロ、高収入専門職に提案 厚労省案
働き方を自己裁量とする代わりに、労働時間規制が適用されず残業代が支払われない「ホワイトカラー・エグゼンプション」に関する厚生労働省案と政府の産業競争力会議の民間議員案の全容が27日、判明した。厚労省は「成果で評価できる世界レベルの高度専門職」に限って適用すべきだと主張。高収入の専門職を想定していると見られる。
 一方、競争力会議の民間議員は管理職候補の層を対象とするよう要求し、年収要件は盛り込まなかった。…

(京都新聞サイトから↓)

「残業代ゼロ」導入へ
首相、見直しで3条件

 安倍晋三首相は28日、政府の産業競争力会議で、残業代支払いなどの労働時間規制を適用除外する「ホワイトカラー・エグゼンプション」に関し「成果で評価される自由な働き方にふさわしい新たな選択肢を示す必要がある」と述べ、現行の労働時間制度の見直しを指示した。田村憲久厚労相は導入受け入れの方針を表明し、…

日本人は世界で一番人件費が高く付く民族であることは百も承知ですが、とは言っても経営側が人件費をケチりたいがためのホワイトカラー・エグゼンプションなんて、今の日本には百害あって一利なし。会社に入ったら誰でも管理職候補のはずですから、実質的に全員に適用すると言っているようなもんです。
ほくそ笑むのはヘイゾーたち派遣業界ぐらいでしょう。こういうヤツが日本にのさばって、お上をいいように使い、皆でコツコツと働いて蓄えてきた富と技術を海外に流出させる仕組みを実装させたのには本当に腹が立つ今日この頃です。


いろいろ条件がどうとかこうとか言われているようですが、連中にかかればそんなのは2秒で吹っ飛びます(笑)
ヤツら我々の骨までしゃぶる気ですよ。

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2014.03.21

欲しいのは、コッシー市長 vs 教育長 という構図

我が街のとあるニュースについて、新聞各社の記事を読み比べてみましょう。


(毎日新聞サイトから↓)

大津市中2自殺:民間起用の教育長が辞職
大津市で中学2年の男子生徒が自殺した問題で市教委の対応が批判を受けたため、民間から起用された富田真教育長が31日付で辞職することになった。「体調不良」を理由に教育委員らに辞意を伝え、越直美市長が20日、同意した。任期は2017年2月までだった。

越市長が昨年2月に起用。市教委改革に携わっていたが先月の市議会で、当初予算案に盛り込まれた英語教育事業を巡り越市長を批判し、足並みの乱れも指摘されていた。…

(中日新聞サイトから↓)

大津市教育長が辞職へ 市長との確執影響か
大津市の富田真教育長(65)は二十日、健康上の理由から辞表を越直美市長に提出、承認された。三十一日付で辞職する。後任は未定。富田氏をめぐっては、教委制度改革などをめぐって越市長と確執があり、辞職に影響したとの見方もある。辞表提出に先立ち、市教委は臨時会で辞職に同意した。
 市教委によると、富田氏は昨夏から不整脈が頻繁に起き、体重も減ったという。三月十四日に体調不良を訴え市議会との懇親会を欠席。その後休んでいた。二十日には市役所で「改革が道半ばになり申し訳ない」と謝罪した後、入院した。…

(京都新聞サイトから↓)

大津市教育長が辞職願 市長と意見相違も
いじめを受けていた男子中学生が自殺した問題を受けて起用された大津市教育委員会の富田眞教育長(65)が20日、健康上の問題を理由に3月末での辞職願を越直美市長に提出した。任期は2017年2月までだった。

富田氏は旧関西日本電気(同市)に勤務後、民間出身者として初めて滋賀県立瀬田工業高校長を務めた。男子中学生いじめ問題に対応した前任の教育長の退任後、昨年2月に教育長に就任した。

在任中は、いじめ対策に尽力したほか、小中学校を教育委員らが訪問するスクールミーティングなどに取り組んだ。その一方で、教育委員会制度のあり方や新年度から実施する小中学校の英語教育などをめぐり、越市長と意見の食い違いがしばしば表面化していた。…

(朝日新聞サイトから↓)

市長と対立、教育長辞職へ 大津、教委制度めぐり確執
大津市教育委員会の富田真教育長(65)が20日、「体調不良」を理由に教育委員会と越直美市長に辞職願を提出し、いずれも同意された。辞職は31日付。

富田教育長は元電機会社員で、2005年から県立瀬田工業高校で県内初の民間人校長を4年務め、昨年2月に越市長の要請で教育長に就任した。その後、教育委員会制度を巡って「教育長は首長の指揮下に置くべきだ」と主張する越市長に対し、…

(読売新聞サイトから↓)

越直美市長と対立、大津市教育長が退職へ
2011年にあった大津市立中学校でのいじめ問題を受けて民間から起用された富田真教育長(65)が20日、3月末での退職願を越直美市長に提出した。
昨年2月の就任から越市長とともに教育委員会改革に取り組んできたが、最近は方針を巡って対立するようになっていた。任期は17年2月までだった。

関係者によると、20日午前の教育委員会協議会で、「体調不良」という理由で辞意が伝えられたという。…


某新聞が見出しに個人名、しかも当事者の片方だけを入れているのには、何かしらの意図があるように思いました。

コッシーもさすが海外帰りだけあって英語教育には熱心に取り組みたいようですが、いったい彼女は海外で何を学んできたのでしょうか。必要なのは流暢に英語を操る能力よりも、自分で物事を考え、冷静に評価し、自分なりの意見を言える人材を育てることだと私は思いますけど。そこはあわてず、広く市民各位の意見を募って、焦らず進めて行くのが良いかと。
まぁコッシーは教育委員会制度自体を快く思っていないフシがありますから、みんな引いてしまっているのかも知れません。後継選びには若干手間取るかも。


今の教育長さんと市長とでは英語教育プログラムに関して意見や見解が異なっていたようです。ただ、意見が同じでナアナアで済まされるよりは、問題点が分かるだけ良かったと思います。
市議会の議員さんたなど味方は少なからずいらっしゃったようですし、もっとバトルをやっていただきたいところでしたが、健康上の問題が本当なら仕方がありません。

むしろ、問題を作っておきながら、あやふやにしたまま逃げやがった前の教育長や例の前校長のほうこそ、マスコミが追及すべきターゲットだと思いますけどね。
教育委員会も現場の当該学年の教諭をなぜか総入れ替えしてしまいました。あの事件から得られたさまざまな知見を、現場でどうやって継承させて行く気なのでしょうか。

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2013.07.20

読書感想文 【 ※ 個人の感想です 】

近所の旭屋書店で、なぜか平積みになっていたので買って読んでみました。Shinsho1

昨年7月。共同通信が配信したひとつの記事から、この案件が全国的に思いっきり注目されたのは皆さんもうご周知のことと思います。それに関して書かれた連載記事をつなげて、大幅加筆したというのがこの書籍。後世に残すためにも、それを書籍にすること自体は大切なこととは思いますが、記事を書くに当たって、本にするに当たって、そこに書かれた地域の人がそれを読むことについては、書いた人もそれを売る人も特に意識はしていなかったようですね。
私なんかは子どもの保護者としてこの事件にかかわることになってしまったので、誰と誰の話かはハナから知っているわけですが、いくら人物は仮名にしたと言っても、家の職業を書いたらアカンでしょう。仮名にした意味がありません。

この本を最初に開いたところにある「はじめに」には、こう書かれていました。


「それでも私たちは書き続けることでしか、次の悲劇を止めるすべをもたない」

かっこいい! 

でも、実際はどうでしょう。似たような事件が、全国で続々と起こり、あるいは起こっていたことが後から発覚しています。それが、現実です。たくさんの記者さんたちが、日本の津々浦々でいっぱい記事を書き続けているというのに、悲劇の連鎖は一向に止まっていません。マスコミの中の人たちは、どんな仕事してんだろう?、と思ってしまいます。

結局のところ、この本の中の文章を書いた方々は、確かにあちこち取材をして回っていたんやな、ということはよく分かりました。
ただ、書き方として、別に今始まったことではありませんが、どうも学校に問題がある、教師に問題がある、教育委員会に問題がある、という「結論ありき」で書かれています。"学年主任が面倒くさそうに"だの"正規雇用の中山(注: 仮名なのでそのまま書いてます)にくらべるとプロ意識は低かった"だのお前になんでそんなことが分かる?とツッコミたくなる文言があちこちに散りばめられていて、自動的にこの中学校に対する心象を余計に悪くする仕掛けになっています。
確かに中学校の先生たち、大津教育委員会の対応は決して褒められたものではありませんが、問題はそこだけではないでしょう。教員制度や教育委員会制度が抱える「仕組み」の問題。学校と、地域・行政そして警察との関わり方。この事件を通じて私が思ったのは、問題は自分(たち)だけで抱え込んでいてはどうにもならないな、一刻も早く地域や行政や警察と連携して動かないと、どうしようもないな、ということだったので、問題が起こった原因を先生方の行動に求めていくようなこの本の中の文の書き方は正直物足りなさを感じました。

というか、一番気に障ったのはマスコミにはこの事件について何か反省することはないんかい!ということですかね。大幅加筆して本にしたのなら、マスコミの観点から今回の件について何かしらの総括を書くべきだったのでは?と強く思いました。
尾木ママさんたちの第三者委員会の報告書では、ちゃんと自分たちの反省点も書いてはりますし、マスコミ取材の問題点についても指摘があるのに、この本にはそこが完全に抜け落ちていて、私は結局今回の事件も、この人たちにとっては単なる飯ネタのひとつでしかなかったのか、と思わざるを得ませんでした。自分たちの取材ぶりに、何も反省することはなかったのでしょうか。歩いていてマイクとカメラを突き付けられたり、勝手に後ろ姿の写真を新聞や雑誌に掲載されたり、家の電話番号を番組制作会社間で使いまわされた身にはちょっと腹正しささえ感じているところです。まぁ、これがジャーナリズム魂を失くした日本のマスコミの悲しい現実なのでしょうが。

本の最後には生徒アンケートの抜粋が載ってます。保護者たちより先に入手出来て、さぞかし嬉しかったことでしょうね。


私の中では、中学校からはほとんどの人が居なくなりましたが、この事件はまだ何も区切りは付いていません。
あの三人が、H君の遺影に手を合わせるその日が来て、初めて事態は少し進む、そう思っています。

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2013.06.23

悪意がなければ悪くないやろ。何アホなこと書いてんの?

そりゃ、故意に過大に発注していたり、自分たちの懇親会の飲食代とかを紛れ込ませていたらそれは悪いことですよ。確かにそういうことをやる人もどこかに居たでしょう。
けれど、適切な見積もりの下で発注して余ったのであれば、むしろ捨てるほうが税金のムダ遣いでしょうに。

(産経新聞サイトから↓)

「もったいない」か「役得」か、余った「給食」を食べていた保育所調理員たちの行為は“悪”なのか
 「もったいない」。そんな理由から、兵庫県西宮市の半数以上の公立保育所で調理員らが余った給食を食べていたことが明らかになった。余った給食は廃棄される決まりで、保育所長会でも「食べてはいけない」と取り決めていたが、周知徹底されていなかった。この問題で市は、所管部署の幹部らを文書訓告としたものの、調理員らについては「食べてはだめと知らなかった」として処分を見送った。給食費を払ってないのに“役得”でつまみ食いをしていた行為は、市民の目にはどう映るのだろうか。…

料理を作ることと、料理をいただくことはつながっていると思います。だから、調理員の方々が自分たちの作った料理を口にしないなんて私は逆にそんなアホな、と思います。自分たちが納得して食べられる料理を、子どもたちに食べていただく。どこが悪いのでしょうか。
それに、子供たちより先に食べたら言葉は良くないですが毒見の役割も果たせます。幼い子供たちが口にする料理を、先に彼らにかかわる大人たちが食べることに、私はむしろ賛成します。それが過剰発注とか架空発注などの犯罪行為でない限りは。

そもそも仕事に"役得"のひとつやふたつあって当たり前です。そういうのがなかったら仕事する意欲なんか起きませんよw
マスコミ屋さんにもとっても美味しい役得があるやないですか。事件をもみ消したり、過少評価したり、ウソ記事で世間をミスリードさせたり… そういうことが出来なかったら、面白くないのでは?ww


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2013.06.14

"積極的に勧めることを一時的に差し控えるべき" #子宮頸がんワクチン

リスクがあるのがはっきりしているのに、なんで公費を使って補助金を出したり挙句の果てに無料化してまで推進してきたのか、(問題が発生した場合)誰がどうやって責任を持つのか。きっちり説明していただきたいものです。

(京都新聞サイトから↓)

子宮頸がんワクチン積極勧奨せず
厚労省、呼び掛け中止へ

子宮頸がんワクチンの安全性を検討する厚生労働省の専門部会は14日、ワクチン接種が原因で慢性の激しい痛みの副作用が低い頻度ながら起きている可能性が高いとして、接種を積極的に勧めることを一時的に差し控えるべきだとする意見をまとめた。意見を受け、厚労省は積極的に接種を呼び掛けることを一時中止するよう全国の自治体や学校に求めることを決めた。…

我が家では3人の娘たちに打たせるのは私が妻に言って止めさせたのですが、ホント止めさせといて良かったと思いました。

報道ステーションで古館さんが言ってました。子宮頸がんウィルスは15種類あるんだそうです。
そして、ワクチンが効くのは、そのうち2種類です。

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2013.03.20

私には信じられぬ #tpp

Img010

いわゆる大手マスコミの世論調査の数字なんて。

しょせん東京のそのまた一部の意見が全国津々浦々に優先するなんて、なんか釈然としないです。

うちにまたRDD方式の電話がかかって来ないかな?w
要領は分かったので、辛抱して最後まで聞いて対応してあげますよ( ̄ー+ ̄)

水と同じく、富もお金も「高い所から低い所に流れます」。

TPPに迂闊にかかわると、それが如実に世の中に表れてくることでしょう。
世界の中で日本と日本人がどういうポジションに居るのか、冷静に見つめとかないと、エラいことになります。
私ら日本人は、日本人であるというだけで、世界一コストが高い民族なのであります。
だからと言ってお上は何もしてくれません。私らをうまくダマして、身ぐるみ剥がすことしか考えていないようです。

私らとしては、ナンバー1よりオンリー1を目指して、自分で自分の存在価値を高めていくしかないと思われます。

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2013.01.23

駆け込み辞職騒動

卒業式や公立高校の入試直前にクラス担任を辞職する先生はさすがに居ないと思うのですが…どうなんでしょ?

(MSN産経サイトから↓)

警察官も教師も“金の切れ目が…” 退職金減額前「駆け込み辞職願」乱発
退職手当が減額されるのを前に、埼玉県の教員が100人以上も“駆け込み退職”する見込みになっていることが明らかになった問題で、ほかにも佐賀県や徳島県で、今年1月からの引き下げを前に、計43人の教員が退職していることが分かった。さらに愛知県警でも、退職金が3月1日から引き下げられるのを前に、すでに100人以上が辞職願を提出していることが分かった。教員や警察官の駆け込み退職が続けば現場への影響も少なくないとみられ、文部科学省は全国の都道府県に対し、退職手当減額の有無や実施時期を報告するよう求めた。…

仮に自分の子供の担任がこういう風にしていきなり辞めたら、腹立たしく思うでしょうが、長年現場の第一線で大きくて重い責任を背負って頑張って来られた方に、退職金の減額を我慢して働けよ!とはよう言いません。彼らも公務員である前に労働者なのですから、第一線を退いた後の人生を考える権利があります。
問題は、学期末や年度末という区切りをまったく無視して事を運んだ自治体上層部にあります。一ヶ月余計に働いたら、一ヶ月分の給料以上の金額が退職金から削られるというのは、そんなのやってられないですよね。私がそういう立場であれば、辞めることを真剣に考えると思います(苦笑)
だいたい、こういうことを決めた人たちは、こんな心配などしなくて良いポジションに居たりします(想像)。

ほんの一部の人たちがお上からのプレッシャーをかわそうとしたおかげで、現場の第一線で真面目にやってこられた方と、私たちが迷惑を被るというのは、ほんとバカらしい話です。


あと、産経新聞、この見出しを何で"公務員不祥事"にカテゴライズするのかな? アホちゃう?
Midashi_20130123a


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2012.12.23

そして空しさだけが残される #otsu #shiga

この一年、我が家も親として地域住民としてかかわることとなったこの案件に、刑事事件としての区切りは付けられるようです。

(京都新聞サイトから↓)

同級生2人を暴行容疑などで書類送検へ 大津中2自殺
大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺し、いじめとの関連が指摘されている問題で、滋賀県警が近く、男子生徒をいじめたとして告訴されている同級生3人=いずれも(15)=のうち、当時14歳だった少年2人を暴行などの容疑で書類送検し、当時13歳で刑事責任が問えない少年1人を児童相談所に送致する方針を固めたことが22日までに分かった。

県警は、300人超の在校生らの目撃証言を積み重ね、3人が男子生徒に繰り返していた、いじめとみられる行為が暴行などの容疑にあたるとみている。警察庁や検察庁と調整した上で、送検時期などを最終判断する。…

我が家には次女の事情聴取のため警察屋さんが2回やって来て、実況見分に1回協力しました。
刑事事件には何の件に対する容疑か、が必須です。それがはっきりしていなければデッチ上げとかねつ造になってしまいます。
警察が県内各地から人員をかき集めて捜査しても、結局立件出来たのは陸上競技場での出来事だけだったのでしょう。警察の方に聞いたのですが、あれだけ騒がれた"練習"も、結局は誰も実際に見た、という子は居なかったそうです。私らも噂でしか聞いてません。マスコミもネットも、結局そうした噂を元にして動いて来たということになりますね。
私が見聞きしてきた限り、マスコミの「取材」って結局ストーリーありきでした。どうして今回のような状況になったのか、考えさせてくれるネタを提供してくれたところは皆無でした。ホント、日本のメディアはジャーナリズムの魂をどこかに置いてきたような気がしてなりません。
亡くなった彼はもう帰って来ないし、加害者たちはこの件と一向に向き合おうとはしていません。あの教育長は任期切れ退任したのでもう私は関係ないと言うでしょう。中学校の校長はもともと今年度で定年退職だったはず。あの担任は…学校に来ているのかどうか不明。そして私たちは大津市民や滋賀県民というだけでネット上で叩かれる。残ったのは何とも言いようのない空しさだけですわ。

ただ、一連の騒動で分かったさまざまな問題点や課題が、世の中にプラスの影響を与えてくれることを願うばかりです。

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