カテゴリー「学問・資格」の記事

2012.05.03

"日本あやとり学会"

ありそうでなかったこんな学会。

(京都新聞サイトから↓)

あやとりの謎解明へ学会設立 京の愛好家ら中心に
ひもを使った伝統的な遊び、あやとりを学術的に研究する「日本あやとり学会」を、京都市の愛好家が中心となってこのほど設立した。文字を持たない先住民のコミュニケーション手段にもなっており、文化人類学的な見地から解明を進める。先立って、あやとりの取り方を学ぶ会も設けており、普及も図る。

同学会によると、あやとりは、欧州を除く世界15地域で独自に生まれ、影響し合わずに受け継がれているとされる。動物や自然、神話の登場人物など約3千種類の形があり、米国やパプアニューギニアの先住民、カナダの狩猟民族イヌイットなどは文字代わりにも使ったという。…

世界のあちこちに日本のあやとりと似たようなものがあるとは興味深いですね~
文化人類学的なアプローチというのもまた良いです。のび太君も大人になったら、是非参加していただきたいものです。

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2011.01.08

海外留学が減っている

私が大学生~結婚前の頃、何度か海外旅行の機会があり、その間に幾人もの留学生なる方とお会いしたことがありますが、確固たる目的を持って勉強されている方も居れば、明らかに現実から逃げているだけやろwという方もいらっしゃいました。
それでも、かつては留学していたと言えばものすごいステータスだったわけですが、今はすっかり様変わりしているのですね。

(読売新聞サイトから↓)

日本人留学が先細り、勧誘続々打ち切り…米大学
…米国の大学による日本人留学生の獲得活動がここ数年、続々と打ち切られ、「留学フェア」など、日本での宣伝イベントが先細りになっていることが、米関係機関の調査で分かった。

かつては有望な市場だった日本が米国への留学生減少を受けて見限られ、中国などに「標的」を移行する動きで、日米関係への将来的な影響が懸念されている。…

日本人の海外留学が減っているという話は以前から小耳に挟んではいましたが、記事を読むとそれは私の想像以上の状態でした。
理由はいろいろ考えられますが、一番大きいのはここ数年の経済状況のおかげで費用の捻出が厳しくなったことと、就職活動の早期化でしょう。
会社組織のグローバル化を謳い、世界に通用する人材を登用したいとのたまう大企業が、一方で学生から勉強や長期旅行や海外留学といった彼らの欲しい能力を持った人材が育つ機会を潰して踏みにじっているのですから何とも馬鹿げた話であって、これではハングリー精神バリバリの中国その他の国々と競い合っても勝てるわけがないのは子供にだって分かります。
ホント、この国は教えることには相変わらず熱心ですが「育てる」ことへの意欲や情熱が萎えてしまってます。いつから自分たちのことだけ、目先のことだけしか考えなくなってしまったのでしょうか。数字さえ良ければ、それで良いのでしょうか。
このままでは、何をどうしたってこの国のお先は真っ暗です。
どうでもいい"なんちゃって留学"はさておき、本当に必要な留学については、社会として後押しする必要があると思います。かつては、そうしていたはずなのですが。

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2009.10.20

"2009年今年の漢字"

勝手に予測して遊んでましたが、実際に募集されるようです。

(京都新聞HPから↓)

年末恒例「今年の漢字」来月2日から募集
漢検協・事件後初

財団法人日本漢字能力検定協会(京都市下京区)は、年末恒例の「今年の漢字」の募集を11月2日から始める。前正副理事長の背任容疑事件後、初めての募集で、…

私は既にこの件に関して言及していますが、今なら別の字を当てますね(笑) 「動」なんかどうでしょうか?


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2009.09.08

今年こそ「変」

新聞で写真入りの記事を見て、一瞬「おおもうこんな季節か!」と思ってしまいましたよ(大袈裟)

(京都新聞HPから↓)

「今年の漢字」今年も清水寺で
発表会場提供 森貫主揮毫も

清水寺(京都市東山区)は、日本漢字能力検定協会(下京区)が毎年12月に実施してきた「今年の漢字」発表イベントに今年も協力し、従来通り会場を提供するとともに森清範貫主(69)が揮毫(きごう)することを内定した。大西真興執事長(60)が7日、京都新聞の取材に「協会の運営正常化へ環境が整った。正式な申し込みがあれば受けたい」と述べた。…

何はともあれ、すっかり京都の年末の風物詩のひとつとなった清水寺での「今年の漢字」の揮毫シーンが見られるというのは良いことです。
しかし、今年の漢字って、今年は公募しなくとももう決まっているような気がするのは私だけでしょうか? たとえ昨年と同じ字でも(^^;)、今年の漢字にするほうがずっと相応しいと思います。

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2009.05.01

一部の人には、とっても残念なお知らせらしい(笑)

(京都新聞HPから↓)

漢字検定 6月実施へ
文科省容認 協会改善策受け

文部科学省は30日、財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)が6月に予定する検定試験について実施を容認する方針を固めた。同日、協会が臨時理事会を開いて前理事長らの関連会社との全面的な取引中止などを盛り込んだ改善策を決め、文科省に報告したのを受けて決定した。 …

漢検はなくならない、ということでうちの次女がむっちゃ残念そうにしております(笑) 

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2009.04.23

「2009年今年の漢字」を勝手に予測 (笑)

この展開だと、「無」とか、「消」あたりでしょうか (笑)

あるいは、大きな白い紙だけ用意して、何も書かないとか。

MSN産経新聞HPから↓

【漢検】「今年の漢字」なくなる? 清水寺貫主が協会理事を辞任
清水寺(京都市)の大西真興執事長は23日、記者会見を開き、不透明な運営が問題化している日本漢字能力検定協会(同市)の理事を務める森清範貫主(かんす)が、協会に辞任届を送付したと発表した。…

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2009.04.16

このおふた方を漢字一文字で表すと・・・(以下自粛)

テレビのニュースで漢検のヘッドふたりの記者会見&質疑応答の場面を見ていて、思ったこと。
(MSN産経HPにあった記者会見の様子 - 12345 ありがとうございます。)

"このお二方は私たちとは違う星からやって来たんやろなぁ~"(笑)

(京都新聞HPから↓)

「私物化と思わぬ」
漢検理事長辞任 初の会見 功績強調

 「ご心配をおかけして申し訳ございません」。問題が明らかになってから初の記者会見を15日に文部科学省で開いた「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)の大久保昇理事長(73)と長男の浩副理事長(45)。謝罪しつつも、文科省への提出前に改善報告書の内容が報道され不信感が広がったなどとマスコミを批判し、自身の責任についてもあいまいな発言を繰り返した。…


このお二方の他にも、きっとたくさんの宇宙人が空から降りて来られて、私たちの社会に住みついて甘い汁をチューチュー吸って肥え太ってはるんでしょうねぇ~ こんな話は、ほんの氷山の一角に過ぎませんです。

※ ちなみに、私にとっての漢検は、カタカナ2文字で表すと"ケチ"でございます(笑)

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2009.02.10

内輪でガサ入れしてもなぁ~(苦笑)

この件に関する私のコメントはここを参照ください(笑)
漢検で儲けた金が、"京都水族館構想(リンク先は47NEWS)"のほうに流れていたら、これまたオリックスとつながったりしてくるのですが、どなたか調べていただけませんか?(笑)

(京都新聞HPから↓)

漢検協、立ち入り検査
巨額利益 理事長、説明なく

検定事業で多額の利益を上げ、理事長らが役員を務める企業と取引していた実態は解明されるのか。財団法人「日本漢字能力検定協会」(本部・京都市下京区)が9日、文部科学省の立ち入り検査を受けた。小学生からお年寄りまで年間270万人に上る漢字検定受検者の信頼が揺らぐ。「漢字は日本の知的財産」と力を込めてきた設立者の理事長は何も説明しないまま、協会本部から立ち去った。 …

だから特殊法人ってのは…って言われる絵に描いたようなストーリー展開。これがまた思わぬところに飛び火したら、さらに面白くなるのですがw ただ、ガサ入れをやっているのは思いっきり内輪というか身内(=文部科学省)ですから、適当に処理されてしまうような気もするんですけどね。


地方自治体の暴走は南びわ湖駅の一件みたいに止めさせることが出来ますが、官僚たちの暴走は人事院のヘッドのじいさんの例がありますが現状では誰にも止められません。この漢検も放っておいたらどこまで肥え太っていたことやら・・・ちょっと見てみたかった気もします(^^;

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2008.12.03

配布はじまりました

今年もまたこの砂の季節がやってまいりました。効果が認められた方は砂の「返却」をお忘れなく。

(京阪大津線公式サイトから↓)

~ 受験生応援グッズ ~
石山坂本線の4駅でスベリ防止砂、『勝利を砂ポート』を無料で配布致します。…
(リンク先はPDFファイル)

くれぐれも、同一人物の再利用はお控えいただくようお願いします(笑)

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2008.04.22

またべ○ッセか…

今年の我が家には該当者はおりませんでした。だから今日まで気づかなかったのか(笑)

(MSN産経HPから↓)
全国学力テスト始まる 3万2500校
2008.4.22 09:26

文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が22日午前、全国の小、中学校計約3万2500校で始まった。小学6年と中学3年の計約232万人が国語と算数・数学の2教科の試験に取り組んだ。個人情報の流出などを危ぶむ声が大きかったことから、昨年は中学だけが受験番号の記入だったが、今年は小学生も答案への記名をやめ、番号記入のみとなった。…


テストを請け負うだけで全国の子供たちの学力に関するデータが集められるのですから、昨年に引き続き(きっと格安価格で)受注したベ○ッセはウハウハでしょうね。昨年やっていたような小細工をしとったんとちゃうの?と勝手に想像しています。

全国共通で学力テストを行なうこと自体には、私はそれなりの意義があると思っていますが、突っ込みところは満載です。
以前なんとか検定についての記事の時も書いてましたが、テストの評価基準がごく一部の人々によっていつの間にか形成されてしまっているのはどうかと思います。テストの成績についても、都道府県や各校の間で順位がどうとかこうとか一喜一憂しているのも何かおかしいです。上位何番以内に入らないと死ぬんですかね?(笑)
なんかみんな子供たち以上に必死ですよ・・・

(京都新聞HPから↓)

本番対策?アクセス急増
滋賀県教委の全国学力テスト類似問題

滋賀県教委が全国学力テストの類似問題を作成し、本番間近になって市町教委に活用を促した問題で、県総合教育センターのホームページ(HP)の問題掲載ページのアクセス数が急増していることが21日分かった。一部は、22日実施のテスト前対策に利用するためとみられる。…

年一回なんてまったりペースでやるからこういうことが起こるわけで。
もっと多くの現場の先生方に問題作成のところから入っていただいて、学期に一回ぐらいのペースでどんどんやったほうがいいでしょう。
そうすれば成績も小細工することなく自然と底上げが図られていくと私は思います。


あ、ついでに、「学ばせる力」をチェックするために先生たちを対象にした全国学力テスト for Teachers も実施して欲しいです。


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