カテゴリー「現実」の記事

2017.12.25

大丈夫か近江鉄道

やはり現実は厳しいということですかね

(中日新聞サイトから↓)

近江鉄道、単独維持困難の見通し 沿線自治体に協議要請へ

 県内で鉄道、バスなどを運行する近江鉄道(彦根市)が、鉄道経営を同社単独で維持することが将来的に困難になるという見通しを、沿線の自治体に伝えていることが分かった。赤字が続いている上に設備の老朽化で維持コストが増すためで、存続に向けた協議の場を設けるよう各機関に呼び掛ける。

 同社の鉄道事業は一九九〇年代中ごろから赤字に転落。二〇一六年度には赤字額が経費の約二割に当たる三億円を超え、バス事業などの黒字で穴埋めしている。年間の輸送人員は四百万~五百万人の水準を維持しているが、…

滋賀県で人口が増えているところを、この近江鉄道は通っていません。

沿線自治体はもちろん、滋賀県も協力していかないと厳しいのではないでしょうか。個人的には、223系5500番台のような車両を滋賀県が何編成か購入して近江鉄道にリースし、JR西日本からの乗り入れを検討したほうが良いと思いますね。

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2017.12.19

ビワイチ

びわ湖沿いを車で走っていると、確かに最近は自転車の数がグンと増えたと思います。

それに伴い、いろいろな問題が出てきていると思います。事故だって間違いなく増えているはず。なぜなら下に紹介した記事に書いているようなことが起きているからです。

(京都新聞サイトから↓)

琵琶湖一周、マナーであつれき 自転車と車、独自ルール必要

自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」の人気が高まる中、自転車と自動車がいかに共存するかが課題に浮上している。琵琶湖の周囲は車と並走する区間も多く、ビワイチ体験者の増加に伴い、事故や渋滞の多発が懸念されるためだ。今後も自転車を利用する観光客が増えると見込まれる中、サイクリストとドライバー双方のマナー向上や滋賀独自の自転車ルールの整備が求められそうだ。…

Komatsu

私がもっとも危ないなーと思うところはR161の大津市から高島市に抜けるところです。
歩道もありますが、国道のびわ湖側に青い矢印で自転車の通行するところを作っているのが、なんでこんなことをするのか私は滋賀県の神経を疑います。このへんは信号がないので車はスピードを出して走ります。どうしてそんなところに限って車と自転車を同じ道の上で走らせるのでしょうかホント疑問に思います。ビワイチは安全安心に走れることが大前提であり、やはり車と自転車の交通は完璧に分離するのが筋ではないかと。

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2017.12.06

任期満了をもって勇退

63歳にしては若く見えますね、京都の府知事さん。

(京都新聞サイトから↓)

京都府知事選、擁立動き活発化へ 山田氏不出馬6日表明
来春の京都府知事選に立候補せず4期目の任期満了をもって勇退する意向を固めた京都府の山田啓二知事(63)は5日夜、京都市上京区の府庁で「最終的な表明は明日の議会で行いたい」と述べ、6日の府議会代表質問で正式表明する考えを示した。…

今なら確かに「勇退」できるからそうされるのでしょうね。

若狭の原発の再稼働についても苦言を呈される方でしたが、今回はそれよりもこれからやってくるであろう北陸新幹線のゴタゴタを回避した、という印象を受けてしまった私です。
松井山手にはレールを曲げられたものの、舞鶴ルートは誘致できず、なおかつタダではすまされない(であろう)小浜から京都市内への直通ルート建設を押し付けられたわけですから「もうやってられるか!」という気分になったのでは?(※個人の感想ですw)

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2017.11.27

モメはじめたかな?

昔書いてたネタが動き出したようです。

(静岡新聞サイトから↓)

知事、リニア工事契約「遺憾」 流量減少「誠意ある対応を」
JR東海がリニア中央新幹線の南アルプストンネル本線工事(静岡工区)について施工業者と工事契約を結んだと公表したことを受け、川勝平太知事は15日、「大井川の流量減少や自然環境の保全などの課題への対応が明確になっていない中での契約は遺憾。今後もJR東海の誠意ある対応を求める」とのコメントを出した。…

まぁ、これからいろいろ出てきますよ。ある意味、楽しめそうw

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2017.10.18

ICOCAのご利用エリアが大きく広がります! が…

リンク先のPDF地図をよーく見ると、宇野線(宇野みなと線)が対象外になっています。
路線記号は割り振られているのに、宇野駅でICOCAが使えないというのは、沿線の方は激怒していいと思います。私も今年高松からフェリーで渡って宇野に行きましたが、正直ショックでした。

(JR西日本サイトから↓)
2017年10月18日

ICOCAのご利用エリアが大きく広がります!

 ICカード乗車券「ICOCA」は、2003年のサービス開始以来、累計の発行枚数が1600万枚を超え、多くのお客様にご利用いただいております。
 2018年夏に山陽線(相生~和気駅間の4駅)、赤穂線(播州赤穂~長船駅間の9駅)、北陸線(大聖寺~近江塩津駅間の19駅)へICOCAエリアを拡大し、すでにご利用エリアである近畿圏エリアと岡山・広島・山陰・香川エリア、石川エリアがつながり、エリアをまたがってご利用いただけるようになります。…

香川と滋賀を往復する生活の中で、青春18きっぷを使った移動をするようになって思ったことは、岡山と姫路・相生の間を通勤や通学で行き交う人はなかなか多い、ということです。今回新たにエリアが広がって連結することで、交通機関をICカードで利用できる人の数が増えるのは良いことだと思います。ただ200キロルールの設定とか、実装にあたってはいろいろ課題があったんでしょうね。
そもそも、なぜICカードの利用可能エリアが同じJRの会社の中でも分かれていたのかが???でした。近畿とか中国とか北陸とか、その地域を管轄する財務局が違うから?とか思っていたのですが実際のところはどうだったんでしょう。

エリアが広がるのは良いことですが、それが従来からのサービスにどう影響するかも気になったりします。
京阪神圏では滋賀県民ご愛用の昼特きっぷがなくなりますが、他に変な影響はないのかな?

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2017.09.07

ICOCAに関する話題を集めました (滋賀県民的視点)

最近のJR西日本プレスリリースから、ICOCAに関するネタを抜き出してみたら、どうもみんなつながっているようです。

(JR西日本プレスリリースから↓)

(1)

2016年8月 1日
ICカード乗車券「ICOCA」のエリアを拡大します!
~草津線貴生川駅以東の駅へのICOCA導入~

JR西日本のICカード乗車券「ICOCA」は、累計の発行枚数が1,300万枚を超え、サービス開始以来、多くのお客様にご利用いただいております。
このたび、さらに多くのお客様にご利用いただくため、草津線貴生川駅以東の駅にICOCA利用エリアを拡大します。…


(2)

2017年9月 1日
ICカード乗車券を活用した連携サービスの拡大について
~JR西日本でのPiTaPaカードによるチャージ(入金)不要のポストペイサービスの導入~

西日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR西日本」)およびスルッとKANSAI協議会では「ICカード乗車券を活用した連携サービス」に基づき、これまでIC連絡定期券の導入など各種連携サービスを実施してまいりましたが、このたび、さらなるお互いの鉄道利用の利便性向上と一層の利用拡大を図る観点から、JR西日本でのPiTaPaカードによるチャージ(入金)不要のポストペイサービスの導入について、合意いたしました。…


(3)

2017年9月 7日
ICOCAのご利用に応じた新たなポイントサービスの導入について

ICカード乗車券「ICOCA」は累計発行枚数が1,500万枚を超え、サービス開始以降、多くのお客様にご利用いただいております。
JR西日本では、今後さらなる利便性向上とより一層の利用拡大を図る観点から、ICOCAのご利用に応じたポイントサービスを新たに導入することとしました。…


(4)

2017年9月 7日
「昼間特割きっぷ」の発売延長とその後の発売終了について

JR西日本では、京阪神地区の主な区間で発売している回数券タイプのトクトクきっぷ「昼間特割きっぷ」(現在の発売期間は2017年9月30日まで)について、2018年9月30日まで発売期間を延長するとともに、2018年9月30日をもって当商品の発売を終了させていただきます(2018年10月1日以降に発売を延長する計画はありません)。…


滋賀県に住民票を残してきている者からの視点からすれば、やはり(4)は痛いですよね。

土日に大津市内から大阪や神戸方面に出かける時は、この「昼特」を駅の近くのチケット屋かチケット自販機で購入することにより、通常運賃の2/3に近い金額で往復できます。これは滋賀県民にとっては日常生活レベルでお世話になっているので、これがなくなるのはやはり痛いです。チケット屋さんにもおそらく大打撃で、廃業するところが出てきてもおかしくないでしょう。

JR西日本としては、(1)で滋賀県内のJR西日本の駅ではすべてICOCAが使えるようになるからええやろ、ということなんでしょうが、(2)はともかく(3)で滋賀県民が納得できるレベルのポイントサービスが提供できないとクレームの嵐ですよ。
我らが知事さんもきっと物申さずには居られないと思います(期待)。

ただ、これらの施策が裏目に出て、今まで新快速による圧倒的なコスパにより全く育ってこなかった京阪神と滋賀県内各地を結ぶ高速バスの路線が脚光を浴びてきたらちょっと面白いかも知れません。新名神の高槻~神戸北JCT間の延伸とか、湖西道路の大津市坂本~真野北間の車線拡張工事の開始とか、道路事情は着々と改善していってますからね。


[2017/9/8追記]
昼特はなくなっても、そのベースになっている三ノ宮~大阪~京都間の特定運賃はそのままなんでしょうね、きっと。
こっちに手をつけたら、定期代に影響しますもんね。滋賀県民ならお馴染みの定期券の分割購入(ICOCA定期でもサポートしてます)が出来なくなったら、滋賀県民どころか関西経済へ影響も小さくないでしょうからw

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2017.03.29

現場は大変だわ

新年度を目前にして大変なことになっているのは、某旅行会社だけではありません。

(京都新聞サイトから↓)

小学校の給食調理業者が破産 京都・宇治、新学期前に
京都府宇治市で小学校の給食調理を委託されている業者が28日までに、破産手続きに入った。新年度以降も契約が残っているのは莵道第二小、木幡小、御蔵山小の3校で、新年度の給食開始が4月12日に迫る中、市教育委員会は対応を急いでいる。

 業者は双葉給食(大阪府高槻市)で、破産管財人を務める弁護士の事務所によると、27日に大阪地裁から破産手続きの開始決定を受けた。負債総額は約3億2千万円。…

そういえば、我が家の近くでも給食業者の破綻はありました。
学校給食は大口顧客だから安心と思っていたのですが、限られた予算と食材の高騰と食の安全安心の確保で今は利益が出なくなって大変なことになっているんでしょうね。そのうち給食の担い手も居なくなってしまうのかも知れません。

そして話は変わりますが↓のような記事も見つけました。給食に限らず、現場はどこも大変です。
(中日新聞サイトから↓)

県内ワサビ生産が激減 地下水減少が原因
北アルプスの麓、安曇野市の豊かな湧き水で育つワサビの生産量が激減している。地下水減少に伴うワサビ田の荒廃や生育不良などが原因とみられる。最近の十年で栽培面積、生産量とも半減しており、深刻な状況だ。市は、地下水保全に向けて水環境基本計画を策定中だが、地下水位の低下に神経をとがらせる栽培業者らの心配は消えない。…

政治は輸出産業ばっかり手厚くケアしていますが、こういうところのほうがずっと重要だと思うとです。

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2017.03.16

がんばれ京都(苦笑)

ようやく登場したお金の話。

(京都新聞サイトから↓)

京都府負担、2千億円台も 北陸新幹線「南回り」
北陸新幹線敦賀-新大阪間のルートが15日決定し、今後は建設にともなう京都府や京都市、京田辺市の負担が焦点となる。すでに判明している建設費や大まかなルートをもとに計算すると、府などの負担は2千億円台になる可能性がある。府は従来の通過距離に応じた負担割合を、地域の便益に応じた仕組みに見直すよう求めていくとしている。

 新幹線整備費はJRが線路など施設の使用に対して受益に応じて支払う「貸付料」を充てた上で、残りの3分の2を国が、3分の1を都道府県が負担する仕組み。地方の負担割合はおおむね通過距離に応じて決まる。…

京都府の人たちにとって、北陸新幹線は2000億円を負担してまで引っ張りたい存在なのでしょうか?

というか、この金額、もっと膨れると考えておかないと。東京でいまそんな感じのことが起こっています。トンネル掘った土の処理方法とか、京都市内にたまっている地下水対策とか、京都の負担分はみるみるうちに2倍、3倍と膨れて行くのはもう目に見えてます。
亀岡市から北西の人たちは恩恵ないのに負担が発生する形になります。

ということで、これから京都の中で大いに盛り上がっていただければ、と思います。とりあえず首長さんの選挙は意思を示す良い機会になるでしょう。何はともあれ、がんばれ京都。たぶん福井、石川、富山、新潟、長野各県に京都とつながりたいならもっと金を出せと言うに間違いないでしょう。遠慮なく断ったったらいいよ、そんな虫の良い話w

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2017.03.09

新幹線に「松井山手駅」ですかw

北陸新幹線の小浜から京都までは直接結ぶことになっているわりにはまだ具体的なルートが詰められていませんが、こっちは比較的すんなり決まりましたね(苦笑)

(京都新聞サイトから↓)

北陸新幹線、「南回り」大筋合意 京都―新大阪で与党委
北陸新幹線敦賀以西ルートを選定する与党検討委員会(委員長・西田昌司自民党参院議員)は7日、京都―新大阪間について、京田辺市のJR片町線松井山手駅に接続する新駅を設ける「南回り」案を採用する方向で大筋合意した。15日の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームで最終決定する。…


北陸新幹線新駅「松井山手」検討 京都-新大阪南回り案
北陸新幹線敦賀以西ルートで継続協議となっている京都―新大阪間について、与党検討委員会(委員長・西田昌司自民党参院議員)が京都府南部を経由する南回り案として、京田辺市のJR片町線松井山手駅に接続する駅の設置を検討していることが6日分かった。…

R西「南回り」案受け入れへ 北陸新幹線、京都-新大阪

北陸新幹線の京都-新大阪間のルート選定で、与党検討委員会が京都府京田辺市のJR片町線松井山手駅に接続する新駅を設ける「南回り」案で大筋合意したことについて、JR西日本の来島達夫社長は8日の定例会見で「仮に南回りになったとしても、事業者として決められたルートの中で最善を尽くす」と述べた。15日に与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームがルートを正式決定すれば、受け入れる見通しだ。…

当初はもう少し南下して学研都市経由にしようとしたようですが、奈良県には速攻で拒否られたようですね(笑)

確かに松井山手は今や泣く子も黙るw一大住宅地ですが、新大阪-松井山手-京都-北陸新幹線と結ぶルートで、松井山手の中の人たちにどんなメリットがあるのかよく分かりません。松井山手から新大阪駅に行く場合は乗り換えが面倒くさいので便利かも知れませんが、やはりそうする以上は山陽新幹線とは直通してもらわないと、JR西日本的には効率がよろしくないでしょう。
一方、対京都の場合、松井山手と京都駅との間は高速道路(阪神高速京都線~第二京阪道)で限りなく直結している状況で高速バスも通っているようなところです。よって、新大阪-松井山手-京都間は特急料金を思いっきり勉強しないといけないと利用者は出ないと思うのですが、建設費はどのくらいかかるんでしょうね。ちなみにこの南回りルート沿いを通る第二京阪道路は地元対策や豪華な造りのせいもあるのでしょうが建設するのにほぼ1兆円かかってます。
( 費用は、国、大阪府、京都府で負担 )

そんなわけで、小浜から京都駅を経て新大阪までの間のルートの建設費の京都府負担分はかなりの金額になるはずですが、京都ではそれが明らかにされないまま事が運ばれているように思います。京都府民、京都市民がそれを現実問題として認識した時、どうなるかはちょっとした見ものです。以前書いていますが、ルートはトンネルや地下が大部分になるので、京都の水事情への影響は間違いなく何か出てきます。

首長選挙で賛成派が葬られて反対派の人が当選し、事態がますます泥沼化することだって充分考えられます。京都の人たちにとっての北陸新幹線って、明らかにリスク>メリットですからね。

[2017/3/11追記]
京都府知事さんがゴニョゴニョ言ってはりますw

新幹線新駅、松井山手は「京田辺中心部以下」 京都府知事が試算
京都府の山田啓二知事は10日、北陸新幹線敦賀以西の京都-新大阪間で採用される見通しとなった「南回り」ルートについて、JR片町線松井山手駅(京田辺市)への新駅接続による京都の経済効果は、有望視されていた「京田辺市中心部での新駅設置」を下回るとの試算を公表した。山田知事は「京都の利益に見合った負担しかしない」としており、今後、建設費負担を巡る国との協議に影響する可能性がある。

ふん、私に言わせれば京田辺市中心部(新田辺エリア)も松井山手駅もどっちもどっちです。
あのへんで一番新幹線で行くメリットがありそうなのはコストコ京都八幡倉庫店で決まりでしょうにw

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2016.12.23

口は出します。金ならありません。

北陸新幹線の関西乗り入れに関しては、現在の費用負担スキームに沿線自治体がホイホイ乗ってとは思えません。
小浜~京都ルート。仮に私がこれまで挙げていた自然環境保全や京都市地下の水問題が技術的に解決できるとして、その費用を京都市民や京都府民に求めることは可能なのでしょうか?

(中日新聞サイトから↓)


結局はJRの意向 北陸新幹線ルート選定
与党で費用の議論なし

北陸新幹線の福井県敦賀市以西の未着工区間を巡り、与党によるルート選定は、営業主体のJR西日本や福井、石川、富山の北陸三県が推す小浜-京都案に決まる見通しだ。滋賀県が推した米原案は、建設費や建設期間、費用対効果で小浜-京都案を圧倒的に上回るのに孤立無援だった。その背景には何があったのか。

…(中略)…

国土交通省の調査結果によると、小浜-京都案は運賃と所要時間に優れ、安く早く関西-北陸間を行き来できる。一方、米原案は費用対効果や建設費、建設期間などの優位性で圧倒する。

 中部-北陸間で見た場合、米原案の方が安く早く行き来でき、中部地方の自治体も、その優位性を認識する。ただ、JR東海の柘植康英社長は、米原案の場合、米原以西の東海道新幹線との絡みで利害関係にあるにもかかわらず、北陸新幹線の整備ルートに関し「直接の当事者ではないので、具体的な意見を述べる立場にない」と終始口を挟まなかった。

 米原案は、米原駅で北陸新幹線から東海道新幹線への「乗り換え」が前提となっているが、有識者からは「乗り入れ可能」との指摘がある。しかし、JR両社とも、ダイヤの過密性や会社間の運営システムなどの違いを挙げ「乗り入れ困難」の姿勢を崩さなかった。

 その点に関し、十一月にリニア中央新幹線の大阪開業が最大八年前倒しが決まった。これにより、北陸新幹線敦賀以西ルートの完成時とリニア開業が重なれば、東海道新幹線の「のぞみ」の本数が減り、ダイヤの過密性という障害も一定程度解決する。それでも、柘植社長は「相当先の話」と「乗り入れ」への言及を避けている。…

大事なところの議論を避けて、決めることはちゃっかり決めている。

原発誘致と引き換えに小浜に新幹線を通すのは自民党と若狭地方の約束だったようですから、是が非でも、ということだったんでしょうね。JR東海も中京財界もリニア延伸で口封じされましたから、京都の中の人たちは自分たちで物申さないとやがて自分たちだけものすごい金額の負担を迫られますよ。JR西日本も口だけでは沿線自治体にそっぽ向かれますからね。

[2016/12/23追記]
京都新聞の朝刊に、かねてから私が抱いてきた懸念がようやく記事になって出てきました。そういえば伏見の酒も京都の地下水が育んてきたものですね。
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