京阪のプレミアムカーの影響はよっぽど大きかったんでしょうかね。
我らがJR西日本も関空特快ウィング(笑)がコケて以来久々に普通車で追加料金を取る話を持ち出してきました。
(2018/10/25 追記: 過去記事はこちらで)
(JR西日本プレスリリースから↓)
2019年春
新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入します
「JR西日本グループ中期経営計画2022」に掲げるグループ共通戦略「線区価値の向上」に向け、JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の一部新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入することとしました。
近畿エリアの基軸列車である新快速に「快適性」を加え、多様なお客様のニーズにお応えすることで、「住みたい、行きたい」沿線づくりを目指してまいります。…
特急電車の座席を持ってくるという時点で、関空特快ウィングの失敗からは学んでいそうですw リクライニングシートとか、全席コンセントとか、Wi-Fiとか、荷物置き場とかなんかすごそうですが実はそのくらいの設備ならいまの高速バスなら普通に付いてますので、私は特に驚いたりはいたしません。
突っ込みたいのは。①改造対象が12両の新快速の9号車であることと、②運行区間がR神戸線・JR京都線・琵琶湖線 であること。
湖西線直通のBシートwの設定はなされないようです。
9号車というのは、新快速は8両+4両で、その4両編成のトイレ付き先頭車のことです。
ところが、湖西線の近江今津から北、北陸本線の米原や長浜から北に行く新快速もまた4両編成を使っています。
要は、このAシート車両はすべての新快速には連結されず、姫路~三ノ宮~大阪~京都~米原間を走るものに限定されるので、自ずから車両の運用にも何かしらの制約が生じます。当初は上下4本とか言うてまてすが、だんだん設定本数が増えてくると、それは、いずれは新快速・快速用車両の配置と運用を京都と網干で分離する、とかいう形になっていくかも知れません。
北陸新幹線延伸の暁には、やはり湖西線と北陸線を第三セクターに放り出す気やないの?という匂いを感じずには居られない私でした。
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